原辰徳氏 高校の監督でもある父・貢氏の言葉「5分5分の力なら補欠、6対4でも補欠、7対3なら少し…」
2024年02月01日 16:01
芸能
そして、自身の野球の分岐点は、どこの高校に進学するかだったと言い、「なぜか私は、東海大相模高に行きたいと言ったんですね、自分から」と、貢氏が監督を務める東海大相模高に行ったことを回顧。「“早まるな”と、父は僕と一緒に野球をやりたくなかったそうです。どうしてもやるというなら話がある。5分5分の力だったら補欠、6対4でも補欠、7対3なら少し考えると。それくらいやって周りは公平に見てくれるだろうと。人が1回のところは3回だと。要するに厳しくすると。それに耐えられるかと言われました。当時、やりますと答えた」と当時について語った。
◇原 辰徳(はら・たつのり)氏 1958年(昭33)7月22日生まれ、神奈川県出身の65歳。東海大相模では甲子園に春夏4度出場。東海大を経て80年にドラフト1位で巨人に入団。95年に現役引退。通算1675安打で打率.279、382本塁打、1093打点。巨人監督を02年から計3度、17年間務めて昨季限りで退任し、リーグ優勝9度、日本一3度。09年WBCは侍ジャパン監督として世界一。18年に野球殿堂入り。