紀藤正樹弁護士 芦原さんの悲劇を受け提言「口約束ではない契約文化を根付かせるべき時期」
2024年02月01日 13:14
芸能
紀藤氏は30日には今回の訃報を受けて「日本はまだまだ契約社会ではありませんが、原作ドラマ化映画化等の契約を結ぶ際には弁護士が間に入ることが当たり前な社会になれば芦原妃名子さんの死は防げたのではないかと思うととても残念です」と記していた。
31日の投稿では「プロ野球でも代理人制度があるようにハリウッドでも映画ドラマで代理人制度があるように日本でもエージェント法(制度)を整備する時代に入ったと思います。第三者が入り契約を締結することで原作者側と製作者側の言った言わないの話がなくなります。日本の製作者も近代化すべき時期に来ています」と見解。「今回の芦原さんの悲劇をきっかけに口約束ではない契約文化を根付かせるべき時期です。一時的に製作費は上がるかもしれませんが、むしろ原作者側・演者側・製作者側のウィンウィン関係を作り、そのことがむしろ文化を向上させるのではないかと思います。ハリウッドやプロスポーツを見るとそう思えます」と記した。
芦原さんは26日に更新した自身のXで、ドラマの脚本を巡り日本テレビ側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。
当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたとしていた。29日に栃木県内で死亡しているのが見つかった。