「こういうのがいい」双龍氏 原作映像化巡り思い「原作至上主義で当然」「リスペクト忘れずに」

2024年02月01日 19:28

芸能

 昨年、テレビドラマ化された人気漫画「こういうのがいい」などで知られる漫画家の双龍氏が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、漫画の原作と実写化などの際の脚本を巡る議論に私見をつづった。
 昨年10月期に日本テレビ系で放送された漫画「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死したことを受け、ネット上などで議論が過熱している。

 芦原さんは1月26日に更新した自身のXで、脚本をめぐり局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたと明かしていた。

 双龍氏は「原作至上主義で当然だと思うけどな、だからと言って脚本家や監督を下請けとは一切思ってないし、そこじゃなくて”勝手に”改変すんなっていうだけの話」と投稿。「そりゃ映像と漫画は表現方法が全然違う。んな事わかりきってんの」とし、「だから一緒に協力しあって、リスペクトを忘れずに作れよってだけ」とお互いに対する敬意が必要との考えを示した。

 別投稿では、自身の作品の映像化についても説明した。「いろいろ映像化の話を聞くとさ、ほんと私の場合はかなり柔軟性がある方だったのだと思う」とし、「もちろん脚本は細かく担当と読み合わせてチェックして修正すべき点は絶対直してもらった。それに伴い急な顔合わせの打ち合わせもした。てか、これが当たり前だよな」と経緯を説明した。

 昨年、「こういうのがいい」がドラマ化された際には、詳細な部分まで制作サイドとすり合わせたという。「小道具のギターをどうするかって相談までしてもらった。予算の都合もあり当初スクワイアーを使う予定だったが、そこは本物のアメスタを用意する事で見栄えが多少なりとも変わると思ったので自分で買って用意して使ってもらった」と振り返った。

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