「不適切にもほどがある」バブル世代は気付いた!錦戸亮の“あの小道具” マハラジャ六本木が明かす秘話
2024年02月28日 10:09
芸能
宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。
第5話は「隠しごとしちゃダメですか?」。犬島渚(仲里依紗)から「父親に会ってほしい」とホテルのラウンジに連れられた小川市郎(阿部サダヲ)は、犬島ゆずる(古田新太)と対面。ゆずるは市郎の一人娘・純子(河合優実)の夫となる人物ということが発覚する。
若き日のゆずる(錦戸亮)は、ディスコ「マハラジャ」で純子と出会い、結婚へ。ゆずるは地元の神戸に戻り、家業の仕立屋「テーラー犬島」を継いだ…という展開。
「マハラジャ」の黒服を演じた錦戸。ドラマの中では「黒服」について、新人はえんじ色の服、ウエイターは青色の服、トップウエイターは黄色、キャプテンになってようやく黒が着用できる…と、階級によって色が決まっていることも紹介された。
いずれの色の服の時でも、錦戸演じるゆずるは、左胸に「SMILE」と書かれたバッジを付けている。このバッジは、実際にマハラジャの黒服が付けていたものだという。
「マハラジャ六本木」公式は、「#不適切にもほどがある のダンスシーン バブル世代は知っていると思いますが、#錦戸亮 さんが付けているのは黒服のシンボル、スマイルバッジ!!」と投稿し、「実物を渡したら付けてくれました」と、マハラジャ側から渡したものだと撮影秘話を告白。「胸では無くて肩に付けるのがポイント!」と小ネタを挟んだ。
ゆずる(錦戸)は純子に、「覇者になったら結婚してくれる?」とプロポーズする。覇者の証は“宇宙人”のような肩パッド。市郎からは「そんな肩幅のや男に娘はやれん!」と言われてしまうが…。
マハラジャ公式は「“輝く明日の覇者となれ!”←当時、毎日朝礼で唱和していたフレーズです」と、この肩パッドは覇者のシンボルで、全黒服の憧れだったと説明した。
ストーリーの面白さはもちろん、細部までこだわった世界観でも視聴者を引き付けている「ふてほど」。次回は第6話「昔話しちゃダメですか?」(3月1日)が放送される。