金子恵美氏 政倫審に出席する議員の心理を推察「選挙のたびに映像を使われるのは…恐れているのかなと」
2024年02月28日 13:14
芸能
政倫審は原則非公開で、公開には本人同意が必要となる。自民は当初、開催を申し出た西村氏、武田氏、安倍派の松野博一前官房長官(衆院千葉3区、不記載額1051万円)、高木毅前国対委員長(衆院福井2区、同1019万円)、塩谷立元文部科学相(衆院静岡2区、同234万円)の5人が「完全非公開」を希望していると説明。立憲民主の批判を踏まえ、国会議員の傍聴に限り容認する案を提示した。野党は、説明責任を果たすためには全面公開が不可欠だと主張している。
政倫審は、衆参両院に設けられた機関で、衆院では25人(与党17人、野党8人)、参院では15人の委員が与野党国会議員から選出される。疑惑が指摘される国会議員の政治的・倫理的責任を審査する機関で、議員自ら釈明できる審査会となる。開催条件は、議員本人の申し出、または委員の3分の1以上の申し立てとなっている。l
金子氏は、政倫審に出席する国会議員の心理について「疑惑を払しょくする場でもあったり、反省の弁を述べる機会でもある。そうなると良いことなんですけれども、吉と出るか凶と出るかというところが大事で、吉と出るよりも凶と出る可能性の方が大きいと考えているはず」と指摘し、「そうなると、映像という素材が残ると、今の時点というよりは、選挙に出るものとしてはこの後、選挙のたびに映像を使われるのは痛いなと。選挙する者の考え方からすると感じるところがあって、そこを慎重に、というか恐れているのかなという印象を持ちますね」と推察した。