金子恵美氏 政倫審に出席する議員の心理を推察「選挙のたびに映像を使われるのは…恐れているのかなと」

2024年02月28日 13:14

芸能

金子恵美氏 政倫審に出席する議員の心理を推察「選挙のたびに映像を使われるのは…恐れているのかなと」
金子恵美氏 Photo By 提供写真
 元衆院議員の金子恵美氏(45)が28日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた衆院政治倫理審査会(政倫審)を巡り、自民の対応が二転三転し、28日の開催が先送りされたことに言及した。
 自民は27日、安倍派の西村康稔前経済産業相(衆院兵庫9区、同100万円)と二階派の武田良太事務総長(衆院福岡11区、同1926万円)の審査を先行させる案を提示。記者の出席と録音を認める一方、テレビ中継は受け入れられないとの立場を示した。その後一転して、2人は出席しないと野党側に伝えた。理由は明示していない。

 政倫審は原則非公開で、公開には本人同意が必要となる。自民は当初、開催を申し出た西村氏、武田氏、安倍派の松野博一前官房長官(衆院千葉3区、不記載額1051万円)、高木毅前国対委員長(衆院福井2区、同1019万円)、塩谷立元文部科学相(衆院静岡2区、同234万円)の5人が「完全非公開」を希望していると説明。立憲民主の批判を踏まえ、国会議員の傍聴に限り容認する案を提示した。野党は、説明責任を果たすためには全面公開が不可欠だと主張している。

  政倫審は、衆参両院に設けられた機関で、衆院では25人(与党17人、野党8人)、参院では15人の委員が与野党国会議員から選出される。疑惑が指摘される国会議員の政治的・倫理的責任を審査する機関で、議員自ら釈明できる審査会となる。開催条件は、議員本人の申し出、または委員の3分の1以上の申し立てとなっている。l

 金子氏は、政倫審に出席する国会議員の心理について「疑惑を払しょくする場でもあったり、反省の弁を述べる機会でもある。そうなると良いことなんですけれども、吉と出るか凶と出るかというところが大事で、吉と出るよりも凶と出る可能性の方が大きいと考えているはず」と指摘し、「そうなると、映像という素材が残ると、今の時点というよりは、選挙に出るものとしてはこの後、選挙のたびに映像を使われるのは痛いなと。選挙する者の考え方からすると感じるところがあって、そこを慎重に、というか恐れているのかなという印象を持ちますね」と推察した。

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