“アヒル取り競争”関係者の書類送検に賛否、ネット「時代に合わない伝統は変化を」「書類送検やりすぎ」
2024年02月28日 14:30
芸能
番組では、動物保護関連のNPOの責任者が「伝統行事に対してでも動物虐待は動物虐待で改善していかなくてはいけない。アヒルを生きていないものに変えてほしいですし、基本的には動物を使わない形に変えてほしいと思っています」と話す様子や、一方で糸満ハーレー行事委員会の委員長が「われわれはとにかく動物虐待にならないように努力を一生懸命にやっている。やっぱり残すべきものは、ちゃんと後世に伝えていかないといけないという責任を感じていますので、大事に守っていきたいと強く思っております」と話していることなどを放送した。
動物を巡る伝統行事では、昨年2月、熊本県産山村の野ウサギを追い込んで捕まえ、名前を付けて野に戻す伝統行事「うさぎ追い」に賛否の声が上がり、村が今年の開催の中止を発表するなどしている。
今回のアヒル取り競争の関係者の書類送検について、ネット上では「動物虐待に相当してしまう伝統行事、祭り・催事等は今の時代にそぐわない。もうやめたほうが良い」「時代にそぐわない伝統なら時には変化する寛容さも必要」「これを動物虐待と言わず何と言うのでしょうか?即刻見直すべき」という声がある一方、「地域の伝統行事関係者を刑事告訴や書類送検とかはやりすぎでは」「こんなことをしていたら、すべての伝統行事が失われてしまう」「こんなこと言ってたらトリ肉も食べられん」などの意見も出るなど、さまざまな声が上がっている。