丸山九段 王将戦1次予選で深浦九段に勝利 藤井王将撃破の勢い維持 21日は羽生九段も撃破

2024年02月28日 18:48

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丸山九段 王将戦1次予選で深浦九段に勝利 藤井王将撃破の勢い維持 21日は羽生九段も撃破
丸山九段(2000年撮影) Photo By スポニチ
 将棋の丸山忠久九段(53)が28日、東京・将棋会館でALSOK杯第74期王将戦1次予選(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)に出場し、深浦康市九段(52)に78手で勝利した。1学年違いの羽生対決は振り駒の結果、深浦が先手。丸山が後手番で多用する一手損角換わりへ進んだ。
 22手目△4二飛と飛車を転回した丸山が、さらに36手目△6二王と右王を選択。46手目△6五桂と跳ね出し、後手ながら積極的な指し回しを見せた。

 52手目△3七歩と打ち込むと、さらに△4七銀不成と侵入。飛車交換の後、深浦が61手目▲4二飛と先に王手をかけたが中段王で耐え、敵陣左辺にはと金と銀。入王も視野に入れた後手王に、深浦が投了した。次戦で渡辺正和六段と黒沢怜生六段の勝者と対戦する。

 昨年末放映の銀河戦決勝では藤井聡太王将(21)=8冠=に勝利し、史上最年長優勝を果たした。

 21日には竜王戦の1組出場者決定戦で羽生善治九段(53)にも勝利と、名人2期、棋王1期の古豪が存在感を発揮している。

 昨年12月には史上10人目の1000勝を達成し、特別将棋栄誉賞に輝いた。例年年明け開幕の王将戦7番勝負の挑戦権争いに楽しみなベテランが加わりそうだ。

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