柳沢慎吾 芸能界で「お兄ちゃん」と呼び慕っていた超大物俳優とは アドバイスも明かす「若いうちはな…」
2024年03月31日 13:59
芸能
柳沢は26歳の頃、松方さん主演の時代劇「名奉行 遠山の金さん」に出演しており、「楽しかったですよ」「僕は3泊しました」と京都での撮影時に店を訪れたという。
「行くぞ、慎吾」と松方さんに言われたものの、「疲れちゃって。東映(京都撮影所)から離れた場所に泊まってて、寝てたの」。するとホテルのフロントから来客があると連絡があり、電話からは「松方です」との声が聞こえて来たという。
「おはようございます」とあいさつすると、松方さんからは「何してんの」との言葉が。明日の朝も早く疲れていると伝えたものの、「お前だけじゃないよ。みんな疲れてんだよ。今から来い」と電話が切れたとした。
ロビーに行くと松方さんは車を用意し待っていてくれたとし、「祇園行くぞ」と店に行ったという。
MCの「極楽とんぼ」加藤浩次が「迎えに来てくれるんですねえ。本当に仲良かったんですね」と驚くと、柳沢は「お兄ちゃんの出番がない時でも“出演者で『新吾』行って来い”って言って。食べて」と予約をしてもらい出かけていたと明かした。
共演についても「25の夏に、“『金さん』来年やるから来い”って言われて」と松方さんの誘いがきっかけだと告白。「時代劇はやったことないし京都の東映(撮影所)って怖いって聞いて」と消極的だったものの、松方さんの「大丈夫だよ、俺がいるから」の言葉に背中を押されたという。
「松方のお兄ちゃんが全部仕切ってくれて。そっから入ってたんですよ」とし、松方さんからは「大丈夫だよ、若いうちはな、何でもやれ」「引き出し作れ」と言われていたと振り返った。
「芝居もそうだけど、クイズ番組とかバラエティ―とか、レポーターとかなんでもやれ。年いったら分かるから」「これからはいろんなことをやんないとダメだぞ。役者だけじゃ」とのアドバイスもあったとした。
加藤が「一緒にいて怒られたりしたことはないんですか」と尋ねると、「お兄ちゃんはないですね。怒られたこと全くないですけどね。でもおっかない人もいましたけどね」と懐かしそうに話した。