「笑点」勇退の林家木久扇 55年間を回想「人を喜ばせることが好きで、職業が落語家…適業だった」
2024年03月31日 19:00
芸能
「この後スタジオでたっぷりお話をうかがいたいんですが、大丈夫ですか?」と問われると、「嫌だ!」。ジョークで一同を混乱させたが、すぐに「一生懸命やらせていただきます!」と笑顔で語った。
あらためて55年間について聞かれると、「意外と他のことでも忙しかったので、時間の過ぎるのが早かったですね。もう55年、という感じでした」と振り返った。
落語家という職業については「下町生まれなんで、いたずら心がとてもあって。小さい時からやんちゃだったんですよ。人を喜ばせることが好きで、職業が落語家ということで、適業だったと思います」と、天職だったと断言。それでも、「笑っていただくのは難しくて、自分を責めるのはいいけど、世間や人を指して笑いにするのは避けなくちゃいけないんで、薄氷を踏むような気持ちで発言してましたね」と、一筋縄でいかない話芸の難しさを感じた年月だったと明かした。