【光る君へ 大河絵(光る君絵)】第12話 困り顔、呆れ顔、裏の顔…“ロバート実資”本領発揮?!

2024年03月31日 17:20

芸能

【光る君へ 大河絵(光る君絵)】第12話 困り顔、呆れ顔、裏の顔…“ロバート実資”本領発揮?!
イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「光る君へ」大河絵第12話 困り顔、呆れ顔、裏の顔 “ロバート実資”本領発揮?! Photo By スポニチ
 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は31日、第13話が放送される。
 <※以下、ネタバレ有>

 先週の第12話は「思いの果て」。藤原道長(柄本佑)の妾になることを断ったまひろ(吉高由里子)。藤原為時(岸谷五朗)に官職復帰の目途もなく、生計のため、藤原宣孝(佐々木蔵之介)はまひろの婿探しを持ち掛ける。まひろと決別した道長は、かねて持ち上がっていた源倫子(黒木華)との縁談を進めるよう、藤原兼家(段田安則)に依頼。一方、藤原詮子(吉田羊)は藤原家との因縁が深い源明子(みなもとのあきこ/瀧内公美)と道長の縁談を進めようと図るが…という展開だった。

 宣孝が推薦したのは、藤原実資(秋山竜次)だった。実資は前年、北の方(正妻)を亡くしていた。しかし、宣孝が訪ねると、実資は3日前から赤痢を患っていた。歩くのもやっとの姿と冷や汗を流す顔を目撃し、まひろと為時に「あれは駄目だ。もう半分死んでおる。次を探そう」と呆れ顔で報告した。

 翌日。実資は日記を書いている。「鼻くそのような女との縁談あり」。巻文を広げてみると、女性の枕絵(春画)。お尻が透けており、実資は「おお、見えておる」と鼻の下を伸ばした。仕事ができ、真っすぐな男として描かれてきた男のまさかの“裏の顔”。

 所変わって左大臣家。源雅信(益岡徹)は、猫しか愛せないと思っていた倫子の道長への一途な思いを知り、複雑な思いと驚きの思いと父親としての思いでオロオロ困り顔。

 鎌倉殿ばりのダーク展開に続いた、まひろの切なすぎる恋の完全消滅の裏で、宣孝、実資、そして源雅信の、雅な平安時代におけるまさかの“おっさんずコメディー展開”。演技派3人の表情に石井さんが挑む。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)、「どうする家康」(2023年)に続き3年目。

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