「光る君へ」4年ぶり再会も…倫子に読まれた!ネット冷や汗「女の勘 静かな修羅場」まひろ→道長漢詩恋文

2024年03月31日 20:45

芸能

「光る君へ」4年ぶり再会も…倫子に読まれた!ネット冷や汗「女の勘 静かな修羅場」まひろ→道長漢詩恋文
大河ドラマ「光る君へ」第13話。まひろ(吉高由里子)と4年ぶりに再会した源倫子(黒木華)が取り出したのは…(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は3月31日、第13話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などを生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第13話は「進むべき道」。4年が過ぎ、藤原道隆(井浦新)の娘・藤原定子(高畑充希)が、元服してわずか20日後の一条天皇(柊木陽太)に入内。道隆たち中関白家が絶頂期を迎え、藤原兼家(段田安則)の後継争いが始まろうとしていた。一方、藤原為時(岸谷五朗)は官職を得られず、まひろ(吉高由里子)は貧しい暮らしが続く。ある日、さわ(野村麻純)と市に出掛けると、揉め事に巻き込まれる。文字が読めずに騙された親子を助けようとし…という展開。

 花山天皇(本郷奏多)を出家に追いやったクーデター「寛和の変」(寛和2年、986年)から4年後の永祚2年(990年)。権力を手中にした兼家にも、老いが迫っていた。

 「私は私らしく、自分の生まれてきた意味を、探して参ります」と藤原道長(柄本佑)と決別したまひろは、文字を教えることが己の使命だと感じた。

 道長と源倫子(黒木華)の間には、娘・藤原彰子(森田音初)が誕生。道長のもう一人の妻・源明子(瀧内公美)は呪詛のため、兼家の扇を手に入れた。

 まひろの窮状を知った倫子は仕事を頼みたいと文を送り、4年ぶりの再会。道長は権中納言に出世していた。

 会話の途中、倫子が突然、懐から取り出したのは文。「これ、殿の部屋で見つけたのだけれど。大切そうに文箱の中に隠してあったの」「これ、女の文字ですよね?」「漢詩だから、殿御かもと思ったのだけれど、やはり女文字だと思うのよ」。まひろは目を丸くした。「私が書いた漢詩だ」(心の声)ーー。

 倫子は漢詩も書ける明子が送った文だと勘違い。「殿、私には文を1通も下さらず、いきなり庚申待の夜に訪ねて見えたの。突然」と明かし「でも、漢詩ですから。やはり殿御から、ということにしておきますわ」と笑みを浮かべた。

 「庚申待の夜…」「あの人は、この文を捨てずに土御門殿まで持ってきていたの…」(心の声)

 第10話(3月10日)、2人の文のやり取り。まひろは陶淵明の漢詩「帰去来辞」の一節を送った。

 「過ぎ去ったことは 悔やんでも 仕方がないけれど これから先のことは いかようにもなる」

 まひろは彰子とも初対面し、屋敷を後に。廊下を歩いていると、眼前に現れたのは道長。4年ぶりの再会だった。2人は言葉もなく立ち尽くし、見つめ合った。

 SNS上には「THE女の勘!」「静かな修羅場」「真綿で首を締めるような対話」「隠し方が下手」「この場面のために和歌に対して漢詩で返すという離れ技を使ったのか!」「最悪の再会」「まひろ&三郎の縁は切れない」「(紫式部が仕える)彰子様との初邂逅」などの声。スリリングな展開に視聴者は肝を冷やした。

 次回は第14話「星落ちてなお」(4月7日)が放送される。

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