柳沢慎吾 京都の撮影所で“一番怖かった”超大物俳優を告白 「ちーっす!」あいさつに呼び出され…

2024年03月31日 15:15

芸能

柳沢慎吾 京都の撮影所で“一番怖かった”超大物俳優を告白 「ちーっす!」あいさつに呼び出され…
柳沢慎吾 Photo By スポニチ
 俳優でタレントの柳沢慎吾(62)が30日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・00)にゲスト出演。「怖かった」と話す超大物俳優について語った。
 柳沢は26歳の時に時代劇「名奉行 遠山の金さん」に出演しており、主演を務め、2017年に他界した松方弘樹さんは「お兄ちゃん」と慕う間柄だったと明かした。

 一方、柳沢が京都の撮影所で一番怖かった存在については「若山さん」と回答。加藤が「富三郎さん。勝新(勝新太郎)さんのお兄さんですよ」と1992年に他界した名優だと説明した。

 柳沢は「26だから分かんないわけよ。若山さんって誰?」という状況だったとし、若山さんが入って来ると「ちーっす!」と歯をいじりながらあいさつしたという。

 女将の島崎和歌子が「ちーっすって言ったんですか?」と驚くと、柳沢は「当時チェッカーズがちーっすって言うのはやってたのよ」。すると若山さんは硬直しながら柳沢のことを指さしたとした。

 その後、スタッフから若山さんが怒っており、早く会いに行くように伝えられた柳沢は特別室へ。柳沢はあいさつしたものの「笑ってんだけど、ひきつってるわけ。笑顔がさ、歯が渇いちゃったから(唇が)降りないのよ」という状態だったとした。

 そうして「失礼します」帰ろうとすると、若山さんから「おい、柳沢慎吾、座れよ」との言葉が。その後は「ずーっと20分間」若山さんは柳沢の顔を見つめていたという。

 するとそこへ松方さんが現れ、「こいつは柳沢慎吾って言って金さんに出てもらってんですよ」と紹介した。すると若山さんは「分かってるよ弘樹、だからこうしてこいつとしゃべってたんじゃねえか」と話したと言う。実際は「しゃべってないんだよ一言も」と柳沢は説明したものの、結局松方さんが間に入ってくれたことで「OKになった」と一言。加藤は「怖~」とつぶやいた。

 その後、撮影では若山さんとの共演シーンが。同心役の柳沢は刀を手に若山さんに「うるせえな、このジジイ、おめえは引っ込んでろ!」と言い放つシーンを演じた。だがテストで「OK」が出ると、若山さんは「おい柳沢慎吾、おめえはどっちで刀持ってんだよ」とポツリ。右だと答えると、「おめえの役はなんなんだよ。同心っていうのはいつ敵が襲ってくるか分かんねえから、左で刀持ってるもんだろうが」と指摘したとした。

 柳沢は「松尾(正武)監督が右で持てって言ったんです」と震えながら回答すると、若山さんは監督を呼び出し「もめてるわけよ。そのはざま、そのはざまなのよ俺」と柳沢。心配したが、和解して本番を撮影することに。「先生すみませんでした」と頭を下げたが、若山さんは「だからよ、同心っていうのは…」とまだ話していたという。

 そうして撮影を再開する直前になると、監督から「慎吾ちゃん、“うるせえな、このジジイ”の前に“クソ”つけて」との指示が。柳沢は「言えないですよ」と抵抗したものの、監督が「さらっと言ったら分かんないですよ」などと言っているうちに撮影がスタート。結局柳沢は「このクソジジイ」と言い切った。

 すると「OK」が出ると、若山さんが「柳沢慎吾、おめえよ、セリフ2つ増えたろ」と柳沢の元へ。「聞かせろ」と録音したテープを確認すると、柳沢は「松尾監督が言えって…」と震えながら再び言い訳。若山さんは再び監督を呼び出したとし、「で、中止になった」と柳沢は説明した。

 加藤が「そのシーンなくなったんですか?」と心配すると、柳沢は「次の週にまた撮るって」。若山さんは先に帰ることになったとし、そうして若山さんを見送ると、柳沢のシーンだけ再度撮影することになったとした。

 柳沢は「もうほんとやだ。生きた心地しないよ、26になってさあ。最悪だよ、ちきしょう」などとぼやいていたが、スタートがかかると「まったくうるせえクソジジイだぜ」などといったセリフを無時にこなした。

 すると、再び「柳沢慎吾」と呼ぶ声が。柳沢は若山さんが「まだいたの、スタジオに。座ってたんだよ」と明かすと、「最終的にはそれ終わって帰ったの」と回顧。加藤が「すげえな、普通じゃないわ」と感心すると、柳沢は「普通じゃないっすよ」と振り返った。
 

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年03月31日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム