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韓国代表選手は飲酒NG!?WBC敗退の批判いまだ止まず…母国メディア「酷な時代だが“自業自得”」

2023年07月16日 22:28

野球

韓国代表選手は飲酒NG!?WBC敗退の批判いまだ止まず…母国メディア「酷な時代だが“自業自得”」
今年3月のWBCで1次ラウンド敗退が決まり、肩を落とす韓国ナイン Photo By スポニチ
 韓国メディアのスポーツソウル(日本語版)が15日、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド敗退となった韓国代表の失敗は「すべてが“自業自得”だった」と報道。大会期間中の飲酒問題により罰金処分などを受けた3選手に対し、ファンが「野球もできないのに酒は飲むのか?」といまだ怒りの収まらない状況を伝えた。
 今年3月のWBCで1次ラウンド敗退に終わった韓国代表は先発左腕のキム・グァンヒョン投手らが飲酒していたことが発覚。調査の結果、韓国野球委員会(KBO)から7日に罰金500万ウォン(約50万円)などの処分を受けた。

 3人は日本に敗れた直後の3月11日未明に飲酒。韓国メディアからは接待を伴う東京の飲食店だったと報じられ、KBOは「国家代表の品位を傷つけた」と処分に至った理由を説明。3人とも飲酒の事実を認め、謝罪する事態にまで発展した。

 スポーツソウルは韓国代表選手の飲酒問題に対し「世の中は変化した。少しぐらいお酒を飲んでも良いということが通じない時代がやってきてしまった。ファンの中には自分が応援する選手たちが“聖人君子”であることを願っている人もいるほどだ。選手としてこの状況は過酷と言えば過酷だろう」と報道。

 続けて「国を代表するというのは名誉あることだ。誰もが選ばれるわけではない。文字通り大韓民国を代表するのだから当然、正しい品行は必須だ。もし成績が良ければ、これほどまでに大きな問題にはならなかったかもしれない。だが今回の失敗で“野球もできないのに酒は飲むのか?”という意見が出てきてしまった」と説明。

 昔よりも世の中の目が厳しくなり、何かにつけて批判する人も増えているとし「(ファンの)怒りはとどまることを知らないが、結局は自分たちが自ら招いてしまったことだ。代表選手として自ら模範的に生活し、結果を出していれば、状況はまた違ったかもしれない。もはや(韓国において)“野球さえ上手くやればすべてが許される”という考え方は捨てなければならない」と凋落する韓国球界を救うには“意識改革”が必要だとアピールした。

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