大谷翔平　メジャートップ独走33号！後半戦豪快初アーチ　守護神から意地の一振り、場内の空気一変

2023年07月16日 13:09

野球

大谷翔平　メジャートップ独走33号！後半戦豪快初アーチ　守護神から意地の一振り、場内の空気一変 — ＜エンゼルス・アストロズ＞9回、大谷はソロを放つ（撮影・沢田　明徳） Photo By スポニチ

【ア・リーグエンゼルスーアストロズ（ 2023年7月15日アナハイム）】エンゼルス・大谷翔平投手（29）が15日（日本時間16日午前10時7分）、本拠地で行われたアストロズ戦に「2番・DH」で先発出場。第5打席で後半戦初アーチとなる33号本塁打を放った。

　相手先発は左腕・バルデス。今季17試合に投げ7勝6敗、防御率2.51。大谷がメジャーで最も多く対戦している投手で38打席に立ち31打数4安打、打率.129、1本塁打、2打点と苦手にしている。第1打席は空振り三振、第2打席は二ゴロ、第3打席は空振り三振だった。第4打席は打席途中のカウント1－1からバルデスが途中降板したが、空振り三振を喫した。

　3点ビハインドで迎えた9回、先頭で守護神・プレスリーとの対決でスライダーをとらえて中越えソロ。打球速度は103・5マイル（約166・5キロ）、飛距離は404フィート（約123・1メートル）だった。

　エンゼルスは7回に一挙6点で同点に追いついたが、直後の8回にムーアが2ランを被弾して再びリードを許した。

　後半戦開幕となった前日は、「2番・投手兼DH」で出場。打撃は2安打も、守備の乱れもあり5回0/3を5失点（自責点4）で5敗目を喫した。

　チームは6連敗で、ここ11試合は1勝10敗の急落ぶりで今季最多の借金2。9年ぶりのポストシーズン（PS）進出はさらに厳しい状況となり、8月1日（同2日）のトレード期限を前に移籍報道も過熱してきた。