沖縄尚学の東恩納が完封で春夏連続切符 今夏は31回1/3無失点「甲子園ではベスト8以上を目指して」

2023年07月16日 22:05

野球

沖縄尚学の東恩納が完封で春夏連続切符 今夏は31回1/3無失点「甲子園ではベスト8以上を目指して」
<沖縄尚学・ウェルネス沖縄>力投する沖縄尚学の東恩納 Photo By スポニチ
 【高校野球沖縄大会決勝   沖縄尚学3―0日本ウェルネス沖縄 ( 2023年7月16日    セルラースタジアム那覇 )】 決勝が行われ、沖縄尚学が日本ウェルネス沖縄に3―0で完封勝利で甲子園一番乗りを決めた。夏は2年ぶり10度目、春夏連続出場だ。
 エースの東恩納蒼投手(3年)が6安打無失点で完封勝ち。準決勝で自己最速の147キロを記録した直球を軸に力投した。最大のピンチは2点リードの6回1死一、二塁の守備。今大会は三塁ベースを踏ませていなかったといい、「踏ませたくない、点数を取られたくない。それでギアを入れました」と明かす。4番を見逃し三振。5番をニゴロに打ち取った。ともに勝負球は直球だった。「準決、決勝は真っすぐで自信を持って投げられるようになった。自分の中でも成長したと思います」と胸を張った。今大会は5試合に投げて31回1/3無失点の圧巻のパフォーマンスだった。「甲子園ではベスト8以上を目指してやっていきたい。全国のバッターと真っ向勝負できたらいい」と力強かった。

 選抜では16強入りしたが、沖縄に戻ってきてからは、チームはなかなか結果が出なかった。佐野主将がナインを鼓舞して立て直したという。2年ぶりの夏。比嘉公也監督は「春以上いきたいですね。上位と下位がうまくかみ合うような攻撃をつくっていけたら。東恩納がいるので。何とかゲームにはなるのかなと思います」と力を込めた。

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