阪神・岡田監督「いい形って、どんな形やねん」と苦虫　単独首位ターンも11度目零敗で3連敗

2023年07月16日 21:47

野球

阪神・岡田監督「いい形って、どんな形やねん」と苦虫　単独首位ターンも11度目零敗で3連敗 — ＜神・中＞選手交代を告げベンチに戻る岡田監督　（撮影・奥　調） Photo By スポニチ

【セ・リーグ阪神０―３中日（ 2023年7月16日甲子園）】 DeNAが敗れたため、前半戦単独首位ターンが決まった阪神・岡田監督だが、11度目の零封負けで3連敗。「直球に差し込まれてる。だいぶな。ちょっとじゃないよ」と厳しい表情を作った。8勝14敗1分けと失速した6月は1試合平均得点は3・52だったが、7月は12試合で5勝6敗1分けながら、平均得点は2・25とダウンした。得点力不足の解消が後半戦での宿題となった。前半戦をいい形で終わりたいか、という質問に「いい形て…どんな形やねん」と言うしかなかった。以下は一問一答。

　――メヒアを打線が打てなかった。初モノ（初対戦）だったが。
　「いやいや、初モノとか、そんなんは関係ないよ」

　――昨日から打線の状態が良くない。
　「いや、昨日からというよりは、ずっとやんか。ずっと言っていることやけどな」

　――直球に差し込まれている。
　「だいぶな。ちょっとじゃないよ」

　――森下は3、5回とチャンスが回ってきた。
　「そういうことよ。だから差し込まれているということよ」

　――佐藤輝は1軍に復帰してからの打率が1割を切った。
　「えっ、なんの？そんな数字は見てないわ。そんな数字知らんわ。そんなん基準あんの？」

　――振れてない。
　「それどうすんの、振れてないの。それどうすんの（笑）なあ。どうすんのよ」

　――何とかしてほしい。
　「何とかって、どうすんの、そんなん。そういう質問はどう答えたらええの。ええ」

　――外すとか。
　「それは俺が決めることやん。そんなん新聞社に言うことじゃないやろ。外すとか使うとか。なんでよ、それ、そういう質問するから、おかしいことやろ」

　――伊藤将は打線の援護があれば違った結果に。
　「まあ、1点でいっとったらのう。まあ終盤は分からへんからな1点じゃ」

　――7回はもったいなかった。
　「いやいや、オレが思ってるようにな、攻めきれんかったと思うよ。ずっと昨日から言うてることやけどな。見たら分かるやんか。そんなの」

　――伊藤将は相手の好投手と当たることもあり、援護に恵まれない。
　「そんなん巡り合わせやから、しゃあないけど。そんなん結局、打つ方やろ。どのピッチャーでも打つ方やないか。伊藤（将）だけやないやん」

　――伊藤将に梅野ではなく坂本を組ませた。
　「昨日、あまり、最後の方な。（梅野のリードが）ひどかったからやないか。それだけのことやろ」

　――明日、前半戦最後、いい形で終わりたい。
　「いい形て…どんな形やねん」