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DeNA連敗で約3カ月ぶり3位転落…8回関根の痛恨失策から決勝点献上 伊勢は自責0ながら3敗目

2023年07月16日 20:25

野球

DeNA連敗で約3カ月ぶり3位転落…8回関根の痛恨失策から決勝点献上 伊勢は自責0ながら3敗目
<D・広>8回、上本の右飛を失策する関根(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA2―3広島 ( 2023年7月16日    横浜 )】 DeNAは16日、本拠での広島戦(横浜)に2―3で敗れ2連敗。ゲーム差なしだった広島に抜かれ4月22日以来、約3カ月ぶりに3位転落。2―2の8回、2番手の伊勢大夢投手(25)が味方の失策も絡み決勝点を奪われ、自責点0ながら3敗目を喫した。
 三浦監督は試合前、前日に救援失敗で6敗目を喫した守護神・山崎の中継ぎへの配置転換を明言。この日はベンチからも外れることになった。

 試合は先発の東が7回5安打2失点と好投。2回、デビッドソンに先制9号2ランを浴びるも追加点は許さず。走者を背負いながらも粘り強い投球で味方の反撃を待った。

 すると打線は6回、2番手・栗林から2死一、三塁のチャンスを作ると代打・楠本が左越え適時二塁打で1点を返す。一走の京田も一気に本塁を狙ったが、広島守備陣の素早い中継プレーに阻まれタッチアウト。惜しくも同点にはならなかったが“反撃の狼煙(のろし)”を上げた。

 そして7回、三浦監督の代打攻勢が実ってついに同点に追いつく。まずは代打・関根が二塁への内野安打で出塁。東の代打として出場した大和がきっちり犠打を決めると、1死二塁のチャンスでこの日スタメンを外れていた宮崎が代打として登場。球場のボルテージが一気に高まった。

 期待の宮崎は二ゴロに倒れてしまったが、2死一、三塁とチャンスを広げた場面で佐野が右線を破る会心の適時二塁打。打った佐野は二塁ベース上でガッツポーズ。2―2の同点に追いつき球場も大盛り上がりとなった。

 しかし8回、痛恨の失策から失点。2番手の伊勢が2死走者なしから上本を平凡なライトフライに打ち取ったかに見えたが、右翼で途中出場の関根がまさかの落球。2死二塁とピンチを背負うことになると、野間に中前適時打を浴び決勝点を許した。

 打線は9回1死一、三塁の絶好機を迎えるも佐野が二飛、牧が空振りに倒れ試合終了。2日連続の手痛い敗戦を喫し、首位阪神を追いかけるどころかついに広島に抜かれることになった。

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