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【甲子園】神村学園 目指せ史上初!サッカー部とW日本一 今岡主将「ここまで来たら」

2023年08月19日 05:00

野球

【甲子園】神村学園 目指せ史上初!サッカー部とW日本一 今岡主将「ここまで来たら」
ガッツポーズする今岡歩主将 Photo By スポニチ
 第105回全国高校野球選手権記念大会はきょう19日、準々決勝4試合が行われる。神村学園(鹿児島)は夏初のベスト4を目指し、おかやま山陽(岡山)との顔合わせ。休養日だった18日は兵庫県内で最終調整した。
 ベスト8を決めた激闘から一夜明け、ナインの士気はさらに上がっている。主将の今岡歩夢内野手(3年)は「全員が満足していない。ここまで来たら日本一という気持ちが出ている」と手応えを感じている。小田大介監督は練習前に「ことを成し遂げるなら集中するだけだよ」とナインに声をかけた。「集中して打ち込んでくれて、逆に自分が声をかけにくいぐらいだった」とうなずいた。

 史上4校目の3戦連続2桁得点の打撃陣に注目が集まるが、今岡歩主将は「この3試合は出来すぎ。自分たちは守備のチームなので」と言った。3試合で失策はわずか1の堅守もチームを支えている。「打てないときでもしっかり守り、守備からリズムをつくりたい」とイメージした。

 日頃から切磋琢磨(せっさたくま)するサッカー部は日本代表が優勝したU17アジア杯でMVPと得点王になった名和田我空(がく=2年)らを擁して年末の高校サッカー選手権でも優勝候補。史上初の同年度ダブル日本一も決して夢ではないが、今岡歩主将は「足元をすくわれないように」と慢心はない。

 吉兆データが後押しする。春夏通じ鹿児島勢と岡山勢の対戦は鹿児島の3戦全勝。これを聞いた小田監督は「波に乗れるように頑張ります」と誓った。日本一の景色へ、自信と実力をつけているナインと階段を上がる。 (杉浦 友樹)

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