巨人・横川凱 5回途中3失点で降板 57日ぶり5勝目ならず「しっかりと反省しなければ…」

2023年08月19日 20:00

野球

巨人・横川凱 5回途中3失点で降板 57日ぶり5勝目ならず「しっかりと反省しなければ…」
<広・巨>5回途中、横川(左)は原監督から降板を告げられる (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―広島 ( 2023年8月19日    マツダ )】 巨人の5年目左腕・横川凱投手(22)が広島戦(マツダ)に先発登板。5回途中5安打3失点で降板し、6月23日の広島戦(マツダ)以来、先発では5月18日のヤクルト戦(神宮)以来となる今季5勝目(4敗)を手にすることはできなかった。
 前回登板した11日のDeNA戦(東京D)ではプロ最長の8回&プロ最多の114球を投げて3安打1失点の熱投を見せたが、2―1の9回に登板した2番手左腕・中川が牧に看板直撃の逆転2ランを浴びて白星が消滅。「次回もきょう以上の投球ができるよう準備します」とコメントしていた。

 そこから中7日で迎えたこの日のマウンド。2回、2死走者なしからデビッドソンに左翼線二塁打されると、会沢四球で一、二塁としてから末包に右中間フェンス直撃二塁打を打たれて先制を許した。

 そして、0―1で迎えた5回だった。1死走者なしから相手先発投手・森下が左中間に放った飛球を左翼・秋広と中堅・丸が“お見合い”して不運な二塁打に。野間の中前適時打で2点目を失った。

 野間の二盗を阻止して2死走者なしとなったが、続く矢野に中前打を許すと、ここで原辰徳監督(65)がベンチを出て投手交代となった。2番手右腕・堀岡が菊池に四球を与えたあとで西川に左越え2点適時二塁打を許して横川の失点は3となっている。

 横川の投球内容は4回2/3で打者20人に対して86球を投げ、5安打3失点。奪三振はなく、2四球を与え、直球の最速は143キロだった。

 4日の広島戦(マツダ)では勝利投手の権利を得るまであと1イニングだった4回3安打2失点で降板し、今季5勝目を手にすることができず。2打数2安打で迎えた5回2死満塁で打席が回ると代打・中田翔が出されて降板となり、呼び戻されて座ったベンチでは打撃用手袋を叩きつけて悔しがるシーンもあった。

 ▼横川 先発の役割を果たせていないことが一番悔しいです。もったいない投球があったのでしっかりと反省しなければいけません。

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