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大谷翔平 2戦連発43号 衝撃満塁弾!両リーグトップ浮上、シーズン56発ペース エ軍勝ち越し

2023年08月19日 11:12

野球

大谷翔平 2戦連発43号 衝撃満塁弾!両リーグトップ浮上、シーズン56発ペース エ軍勝ち越し
<エンゼルス・レイズ>2回、満塁弾を放ち指をさす大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルスーレイズ ( 2023年8月18日    アナハイム )】 エンゼルスの大谷翔平投手(29)は18日(日本時間19日)、本拠地で行われたレイズ戦に「2番・DH」で出場。第2打席で2戦連発43号となる満塁本塁打を放った。
 相手先発はオープナーで右腕ラミレス。対戦成績は3打数2安打1本塁打、打率・667。1-1の同点で迎えた2回、2死満塁から2球目に来た内寄り高めのカットボールを一閃。右翼に叩き込んだ。打球速度は102・1マイル(164・2キロ)、389フィート(119メートル)で、ブレーブス・オルソンに並ぶ両リーグトップに立った。ア・リーグでは2位のホワイトソックス・ロバートに11本差をつけてトップ独走となった。

 満塁弾は今季初、2022年5月9日のレイズ戦以来となる自身メジャー2本目。これでシーズン56発ペースとなった。

 第1打席は1点を追う初回1死走者なし。1-1からのチェンジアップを引っかけながら右手一本で一塁線へ強烈な打球を放った。一塁・ディアスが飛びついたが、大谷も激走して一塁を駆け抜け、内野安打となった。2死一塁からは4番・ムスタカスの左中間適時二塁打の間に、一塁から全力疾走して同点のホームを踏んだ。

 大谷の2戦連発は28日(日本時間29日)ブルージェイズ戦以来。前日27日(同28日)、タイガースとのダブルヘッダー第1試合で111球を投げ、メジャー初完封。その45分後の第2試合に「2番・DH」で先発出場して2回の第2打席で3試合ぶりとなる左越え37号2ラン、4回の第3打席で右中間への38号ソロと2打席連発。さらに翌日のブルージェイズ戦第1打席で2戦連発となる39号の先制ソロと2試合またぎ3打席連発という離れ技を見せた。

 前日16日(日本時間17日)のレンジャーズ戦では、初回に3試合ぶりとなる先制の42号ソロ。高めのボール球をかち上げた豪快なスイングでヘルメットが脱げ、そのまま髪をなびかせてダイヤモンドを一周する珍しい“ノーヘル”弾。再び2位に10本差とリーグ独走の一発を含む3安打で連敗ストップに貢献した。

 エンゼルスは今季大谷とバッテリーを組んでいたウォーラクの戦力外が発表された一方、4月に左肩を手術し、負傷者リスト入りしていたローガン・オハピー捕手が戦列復帰。「5番・捕手」で出場した。一方、7月のドラフトで1巡目全体11番目で指名ノーラン・シャヌエル(フロリダ・アトランティック大)が昇格。「1番・一塁」で即先発出場を果たした。

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