×

エンゼルス チーム26年ぶりトリプルプレー! 同点の土壇場9回、ビッグプレーで勝ち越し阻止

2023年08月19日 13:12

野球

エンゼルス チーム26年ぶりトリプルプレー! 同点の土壇場9回、ビッグプレーで勝ち越し阻止
ホームインし、喜んで手を叩くエンゼルス・シャヌエル(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   エンゼルスーレイズ ( 2023年8月18日    アナハイム )】 エンゼルスは18日(日本時間19日)、本拠地でレイズ戦と対戦。9回、守備でトリプルプレーを完成させた。
 6-6で迎えた9回。無死一、三塁から3番・ラミレスを迎えた。ラミレスの打球は遊撃・レンヒーフォの正面に飛び、二塁へ転送。そこからボールは一塁へ転送され併殺となった。その間に三塁走者・ディアスが本塁へ駆け込んできた所に、一塁のルーキー・シャヌエルがすかさずバックホームで得点を阻止した。レイズ側がチャレンジも判定は覆らず、トリプルプレー完成で場内は大歓声に包まれた。チームとしては1997年以来のトリプルプレーとなった。

 大谷翔平投手は「2番・DH」で出場。

 第1打席は1点を追う初回1死走者なしから、1-1からのチェンジアップを引っかけながら右手一本で一塁線へ強烈な打球を放った。一塁・ディアスが飛びついたが、大谷も激走して一塁を駆け抜け、内野安打となった。2死一塁からは4番・ムスタカスの左中間適時二塁打の間に、一塁から全力疾走して同点のホームを踏んだ。

 さらに第2打席は1-1の同点で迎えた2回、2死満塁から2球目に来た内寄り高めのカットボールを一閃。右翼に叩き込んだ。打球速度は102・1マイル(164・2キロ)、389フィート(119メートル)で、ブレーブス・オルソンに並ぶ両リーグトップに立った。満塁弾は今季初、自身メジャー2本目。これでシーズン56発ペースとなった。

 5回1死走者なしからの第3打席、7回1死一塁からの第4打席はともに空振り三振だった。

 前日16日(日本時間17日)のレンジャーズ戦では、初回に3試合ぶりとなる先制の42号ソロ。高めのボール球をかち上げた豪快なスイングでヘルメットが脱げ、そのまま髪をなびかせてダイヤモンドを一周する珍しい“ノーヘル”弾。再び2位に10本差とリーグ独走の一発を含む3安打で連敗ストップに貢献した。

 エンゼルスは今季大谷とバッテリーを組んでいたウォーラクの戦力外が発表された一方、4月に左肩を手術し、負傷者リスト入りしていたローガン・オハピー捕手が戦列復帰。「5番・捕手」で出場した。一方、7月のドラフトで1巡目全体11番目で指名ノーラン・シャヌエル(フロリダ・アトランティック大)が昇格。「1番・一塁」で即先発出場を果たした。

おすすめテーマ

2023年08月19日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム