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【甲子園】仙台育英・須江監督「チームが一つになってきた」 花巻東の9回猛反撃に感謝「大きな経験」

2023年08月19日 20:17

野球

【甲子園】仙台育英・須江監督「チームが一つになってきた」 花巻東の9回猛反撃に感謝「大きな経験」
<花巻東・仙台育英>2回、ベンチから指示を出す仙台育英・須江監督 (撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第12日・準々決勝   仙台育英9―4花巻東 ( 2023年8月19日    甲子園 )】 昨年優勝の仙台育英(宮城)が花巻東(岩手)との“注目の東北勢対決”に勝利。先発野手全員安打となる12安打9得点の快勝劇で2年連続の準決勝進出を決め、史上7校目となる夏の甲子園連覇へあと2勝とした。21日の準決勝では神村学園(鹿児島)との対戦が決まった。
 2年連続の4強入りを決めた須江監督は試合後、9回4失点した場面について「やっぱり甲子園ってこういう雰囲気になるんで、最終回の追い上げを経験できたことは大きいと思いますね」とコメント。甲子園での“1勝の重み”をあらためて感じている様子だった。

 ここまでの手応えについては「チームの一体感というか、(花巻東の)小松君や北條君って本当に素晴らしいピッチャーなんですけど、その子達を打ち崩すために控えの選手たちがたくさんのことをここまでしてくれた。そういう控えの子達の気持ちを忘れずにプレーしていたと思うシーンが多々あったので、スタンドとは離れてますけどチームが一つになってきたなとは思います」とコメント。続けて「昨年優勝の経験値に加えて初戦から超強豪校の皆さんと戦い、勝ちながら強くなるということ。まさに皆さんに鍛えて頂いて、自分たちも体感しながらやれているので本当に皆さんのおかげですね」と感謝した。

 この日、大会2号本塁打を含む4打数3安打3打点と活躍した尾形(3年)には「2カ月ぐらい前までは全くの不振で打球がほとんど前に飛ばないぐらいだったんですけど、そこから歯を食いしばって彼が頑張ってきたことで花が開いて、指導者としては本当に嬉しいです」と笑顔。

 4回1安打8奪三振無四球無失点と快投した先発の湯田については「やっぱり同地区で花巻東さんは強豪で佐々木麟太郎君をはじめ素晴らしい選手がいるので、ひとつ気持ちのギアが上がったというか、それをパフォーマンスとして出してくれて本当に頼もしいですね」と絶賛した。

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