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【甲子園】慶応 逆転で103年ぶり4強入り!6回怒とうの4連続適時打で一挙6得点

2023年08月19日 10:02

野球

【甲子園】慶応 逆転で103年ぶり4強入り!6回怒とうの4連続適時打で一挙6得点
<沖縄尚学・慶応>6回、逆転の3点適時二塁打を放つ慶応・加藤(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第12日・準々決勝   慶応7―2沖縄尚学 ( 2023年8月19日    甲子園 )】 大会第12日の第1試合では、5年ぶり19回目出場の慶応(神奈川)が7―2で、2年ぶり10回目出場の沖縄尚学(沖縄)に勝利。1920年以来103年ぶりの4強入りを果たした。
 2点を追う6回1死満塁から加藤右悟(2年)の走者一掃の左中間二塁打で逆転。さらに続く延末藍太(3年)、渡辺憩(3年)、福井直睦(3年)も連続適時打してこの回一挙6得点した。7回2死三塁からは相手捕逸で追加点を挙げた。

 先発の左腕・鈴木佳門(2年)は140キロ台の直球と、スライダー、大きく割れるカーブで5回まで2失点と好投。6回からは松井喜一(3年)、2年生エースの右腕・小宅雅己とつないでリードを守り切った。

 試合後、森林貴彦監督は「選手たちの頑張りが素晴らしいので、ここで大きく成長させてもらっていると感じます」と話した。2点のビハインドだった5回終了後のクーリングタイムには、前半を第1試合に見立て「第1試合は完敗だ。第2試合を頑張ろう」とナインに声をかけ、直後の6回に一挙6得点を奪って逆転。「前半戦が三振、三振で東恩納君の前にきりきり舞いだったので、打席に立つ時に迷いをなくして、変化球と直球の両方を打つのは難しいから、自分が振りにいく球、球種とコースを度胸よくいこうという話をした」と振り返った。

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