沖縄尚学・仲田先制2ランも無念 プロ志望表明「どんな球にも対応できる打率の残せる打者に」

2023年08月19日 11:29

野球

沖縄尚学・仲田先制2ランも無念 プロ志望表明「どんな球にも対応できる打率の残せる打者に」
<沖縄尚学・慶応>4回、2ランを放ちガッツポーズする沖縄尚学・仲田(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第12日・準々決勝    沖縄尚学2―7慶応 ( 2023年8月19日    甲子園 )】 敗れはしたが、試合を動かしたのは沖縄尚学の4番・仲田侑仁内野手(3年)のバットだった。
 4回1死二塁で初球のカーブを左越えに運ぶ先制2ラン。選抜に続く春夏連続本塁打は通算22本目の一発。「みんなが打たないときに自分が打った方がいいと思っているので、先制点を打てて良かったです。春よりいいホームランを打てたかなと思います」と喜んだ。

 体は決して万全ではなかった。大会前の練習で右太もも裏を肉離れした。初戦の2回戦前には「悔いを残したくないので出させてください」と首脳陣に直訴してスタメン出場。この日も痛み止めを飲んだ。テーピングは試合前と5回終了後に巻き直しつつ、プレーを全うした。
 慶応の応援については「聞いていて楽しかったです」と話す一方で「自分たちの応援が一番。応援してくれたみんなに感謝したい」とアルプス席からのサポートに感謝した。

 今後の進路はプロ志望届を提出予定。

 「どんな球にも対応できる、打率の残せる打者になりたいです」と誓って甲子園を後にした。

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