【甲子園】慶応・加藤 逆転3点二塁打に「思い切り振っていくことだけを考えた」

2023年08月19日 10:17

野球

【甲子園】慶応・加藤 逆転3点二塁打に「思い切り振っていくことだけを考えた」
<沖縄尚学・慶応義塾>6回1死満塁、逆転の3点適時二塁打を放ちガッツポーズを決める慶応義塾・加藤(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第12日・準々決勝   慶応7―2沖縄尚学 ( 2023年8月19日    甲子園 )】 大会第12日の第1試合では、5年ぶり19回目出場の慶応(神奈川)が7―2で、2年ぶり10回目出場の沖縄尚学(沖縄)に勝利。1920年以来103年ぶりの4強入りを果たした。
 2点を追う6回1死満塁から加藤右悟(2年)の走者一掃の左中間二塁打で逆転。さらに続く延末藍太(3年)、渡辺憩(3年)、福井直睦(3年)も連続適時打してこの回一挙6得点した。7回2死三塁からは相手捕逸で追加点を挙げた。

 先発の左腕・鈴木佳門(2年)は140キロ台の直球と、スライダー、大きく割れるカーブで5回まで2失点と好投。6回からは松井喜一(3年)、2年生エースの右腕・小宅雅己とつないでリードを守り切った。

 試合後、逆転3点二塁打を放った加藤は「ベスト4に行けてうれしい」と話し、逆転打には「それまで三振だったの思い切り振っていくことだけを考えた。本当に気持ちがよかったです。最高にうれしい。東恩納投手は本当にいい投手だったので、たまたま打てただけです。うちは誰かが打てば、つながっていける打線です」と声を弾ませていた。次戦に向けては「今まで通りに笑顔で戦っていきたい」と話した。

おすすめテーマ

2023年08月19日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム