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菊池雄星 復活の兆し!ソロ弾のみの6回1失点 勝利投手の権利持って降板

2024年06月07日 03:54

野球

菊池雄星 復活の兆し!ソロ弾のみの6回1失点 勝利投手の権利持って降板
オリオールズ戦に登板したブルージェイズの菊池雄星(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   ブルージェイズーオリオールズ ( 2024年6月6日    トロント )】 ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が6日(日本時間7日)、本拠トロントでのオリオールズ戦に先発。復活の兆しとなる好投を見せた。
 初回、2死から二、三塁のピンチを招くが無失点で切り抜けると、3回には軽やかに投ゴロを処理するなど、順調に滑り出した。

 打線は3回にゲレーロJrが先制3ランを放って援護。4回にも追加点を奪った。援護に応えるように菊池もテンポよく3回から5回までは1四球のみの無安打投球を続けた。

 6回1死からラッチマンにソロ弾を浴びたものの、後続を打ち取って、6回を4安打1失点でまとめた。打線がさらに6回に2点を奪うなど、菊池は勝利投手の権利を持って降板。2戦連続で不本意な投球だったが、この日は本来の投球を見せた。

 5月27日のタイガース戦では3回を8安打ワースト5失点でKO。さらに前回1日(同2日)のパイレーツ戦では、5回1/3を投げ、9安打を浴び今季ワースト6失点(自責5)で無念の降板となった。初回にヘイズに2ランを浴びるなど3失点し、5回にも3連打を浴びるなどして2失点。6回にもピンチを招いて降板。ヘイズに甘いスライダーを打たれ「違うボールでもいいかなと腹をくくれなかったのが、甘くさせてしまった。今年一番悔いが残る」と反省していた。

 今季ここまで12試合に登板して2勝5敗、防御率3・66。現在自身4連敗中で、7試合白星がなく、4月22日のロイヤルズ戦以来の白星となる今季3勝目を狙っていた。

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