巨人・井上 622日ぶり先発勝利 自己最多114球&最長6回2/3投げて3失点「80点」

2024年06月07日 05:30

野球

巨人・井上 622日ぶり先発勝利 自己最多114球&最長6回2/3投げて3失点「80点」
<巨・ロ>2勝目の井上はTVカメラに向かって手を振る(撮影・西川 祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人7-4ロッテ ( 2024年6月6日    東京D )】 まだあどけない顔をほころばせた。高卒5年目左腕の巨人・井上が自己最長の6回2/3を8安打3失点の好投。「絶対ローテーションをつかみ取るんだという強い気持ちで臨んだ。先発で勝ちが付くのはやっぱりうれしい」。22年9月23日の中日戦以来、622日ぶりとなる先発勝利を23歳は素直に喜んだ。
 前回5月30日に強力ソフトバンク打線を相手に4回完全のロングリリーフで勝利投手となり、巡ってきたチャンス。最速149キロの直球で押し、100キロ台のカーブを駆使した。走者がいなくても時折クイックでタイミングを外した。プロ最多114球の熱投に「7回までいったことがなかったので、80点」と少しだけ胸を張った。

 しかし7回は3安打され1点を失い、2死一、二塁と走者を残しての降板。交代時には早めにマウンドから降りてしまい、阿部監督から「勝ってたんだから、もうちょいいろ」と指摘され「次はもう少し長くいます」と苦笑い。次は投げ切って堂々とマウンドを降りる。(青森 正宣)

 ▼巨人・丸(2安打でリーグトップの打率・3021)一試合でも多く、投手を助けられるようにやっていきたい。

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