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オリックス4番・西川が移籍後初の決勝適時打でV撃「得点圏で打てたのは大きい」 6月は打率・368

2024年06月07日 06:00

野球

オリックス4番・西川が移籍後初の決勝適時打でV撃「得点圏で打てたのは大きい」 6月は打率・368
<D・オ>DeNAに勝利し、タッチをかわしながら引き揚げるオリックス・西川(左)(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【交流戦   オリックス3ー1DeNA ( 2024年6月6日    横浜 )】 目覚めの一撃に、横浜スタジアムに集った左翼のオリ党が歓喜した。オリックスの4番・西川が、移籍後初の決勝安打を含む3安打2打点の活躍。チームを5カードぶりの勝ち越しに導いた。
 「坂本から打ったやつで、ちょっと楽になりました。(水本)ヘッドから“この前やられてるから、やり返してこい”と言われて」

 1点を追う6回2死一、二塁で、DeNAは左腕・坂本にスイッチ。2日前は1点を追う8回2死一、二塁で空振り三振に抑えられた相手から、一、二塁間を破る右前適時打で雪辱してみせた。そして8回2死一、三塁では「どんどんいこうと決めていた」と、山崎の初球を完璧に捉え、右翼フェンス直撃の適時二塁打。2試合続けて4番に座り、5月23日の日本ハム戦以来となる3安打猛打賞で試合を決めた。「横浜と東京ドームは自分でも打っているイメージはあった」。DeNAに対してはカード別で最も高打率の通算打率・344。好相性ぶりをいかんなく発揮した。

 開幕から低調が続いたが、体の使い方やバットのトップ位置など微調整を続け、6月は打率・368と上り調子。「なかなか点が取れていない中で、ああやって得点圏で打てたのは僕にとっても大きいし、チームも勝ったのでなお良かった」。チームとともに、天才打者がさらなる浮上を見据える。(阪井 日向)

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