ドジャースは打線が11得点爆発で3連敗回避 大谷翔平は6打数1安打3三振 6月は5試合で計10三振

2024年06月07日 10:49

野球

ドジャースは打線が11得点爆発で3連敗回避 大谷翔平は6打数1安打3三振 6月は5試合で計10三振
7回の第5打席も空振り三振に倒れ、悔しそうにベンチに戻る大谷(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   ドジャース11-7パイレーツ ( 2024年6月6日    ピッツバーグ )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が6日(日本時間7日)、敵地でのパイレーツ戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で右前打を放ったが、今季3度目の1試合3三振を喫するなど6打数1安打。それでもチームは打線の爆発で連敗を2で止めた。
 初回無死一塁の第1打席は相手先発・ファルターの外角スライダーに上手くバットを合わせると、ライナー性の打球が右翼へ飛び、一度は右翼手・オリバレスが捕球したとみなされ、アウトの判定だったが、ドジャース側が捕球か落球かチャレンジを要求。グラブの前でショートバウンドしていたことが確認され、判定が覆って安打をもぎ取った。これで無死一、二塁に好機を広げると、次打者・フリーマンが3ラン。MVPトリオの3連打で先制点を奪った。

 ただ、2回1死の第2打席は同じ外角スライダーにバットが空を切り、空振り三振。第3打席は同点に追いつかれた直後の4回1死一、三塁のと一打勝ち越しの好機で迎えたが、同じように外角スライダーにバットが空振。2打席連続で三振に倒れた。

 5回の第4打席は相手2番手・ヘラーの初球、内角カットボールに詰まらされニゴロ。7回の第5打席は相手3番手・ニコラスのスライダーにまたしてもバットが空を切り、この日3つ目の三振を喫した。9回1死一、二塁の第6打席は一ゴロに倒れた。

 チームは初回にフリーマンの3ランなどで4点を奪取。4-4の5回にはT・ヘルナンデスの13号ソロで勝ち越すと、ベッツが10年連続2桁本塁打となる10号3ランを放つなど、打線が14安打11得点と爆発。投手陣は7失点し、点の取り合いとなったが大量援護もあり勝利。敵地での3連敗を回避した。

 過去2度、月間MVPを獲得するなど「得意の6月」に期待がかかる大谷だが、今月に入って本塁打は5試合でわずか1本。一方で計10三振を喫した。

 この日の6打数1安打により、ついに打率は3割2分を切り、・318となった。

 7日(同8日)からは敵地でのヤンキース3連戦が組まれており、両リーグ最多21本塁打を放っているジャッジや17本のソトらと対戦が控えている。一刻も早い復調が願われる。

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