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ドジャース山本由伸、敵地でヤンキースを7回無失点と圧倒 勝敗つかずもメジャー最多106球の好投

2024年06月08日 10:00

野球

ドジャース山本由伸、敵地でヤンキースを7回無失点と圧倒 勝敗つかずもメジャー最多106球の好投
ドジャース・山本由伸 Photo By スポニチ
 【インターリーグ ドジャース―ヤンキース ( 2024年6月7日    ニューヨーク )】 ドジャースの山本由伸投手(25)が7日(日本時間8日)、敵地でのヤンキース戦に先発。ア・リーグ東地区首位で、メジャー最多得点(6日時点)を誇る強力打線を7回2安打2四球無失点に封じ、7三振を奪った。
 昨オフにメジャーへ移籍する際、最後までド軍と獲得を争ったヤ軍とは初対決。ヤ軍が提示した平均年俸3000万ドル(約46億5000万円)がド軍の同2708万ドル(約41億9700万円)より上だったこともあり、やじを浴びせてきた敵地のファンをメジャー最多106球の好投で沈黙させた。

 1回、先頭打者のボルピーには左翼に大飛球を打たれたものの、T・ヘルナンデスがフェンス際でジャンピングキャッチ。2番・バデューゴも詰まった遊ゴロに抑えた。3番・ジャッジに左翼線二塁打を浴び2死二塁を迎えたが、4番・スタントンは空振り三振で立ち上がりを無失点で切り抜けた。2回は失策と右前打の2死一、三塁から9番・トレビノをスライダーで空振り三振に仕留めた。

 3~5回は3者凡退で、3回はジャッジをカットボールで遊ゴロ、4回にはスタントンのバットをへし折り遊ゴロ。6回は2死から3打席目のジャッジに四球を与えたが、スタントンから直球で空振り三振を奪うとマウンド上でほえた。7回にも1死から四球を許したが、二ゴロ併殺で無失点のままマウンドを下りると、ロバーツ監督がハグで出迎えた。味方の援護がなく7勝目はお預けとなったものの、一人も先頭打者を出さない安定感ある投球が光った。

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