ロッテ佐々木朗希が復帰先発で5勝目の権利「最低限の仕事できた」 ノーノー屈辱翌日にチーム鼓舞の好投

2024年06月08日 16:09

野球

ロッテ佐々木朗希が復帰先発で5勝目の権利「最低限の仕事できた」 ノーノー屈辱翌日にチーム鼓舞の好投
<広・ロ>先発の佐々木朗希(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【交流戦   ロッテ―広島 ( 2024年6月8日    マツダ )】 ロッテの佐々木朗希投手(22)が8日の広島戦(マツダ)に先発。前回登板から中14日での復帰先発で、6回3安打1失点の好投で5勝目の権利を得て降板した。90球を投げ9三振を奪った。
 初回2死一、二塁のピンチでは、末包を二ゴロに打ち取ったが、2回だった。1死一、二塁から玉村の三塁方向へのバントに対し、佐々木が処理したが、一塁へ悪送球。ベースカバーに入った二塁手の小川が何とかジャンプして捕球し、一塁ベースを踏みアウトとしたが、小川が大きく態勢を崩す間に、二塁走者の矢野に本塁生還を許した。佐々木に失策がついた。

 それでも3回からは制球重視の投球で、6回までわずか1安打に封じた。今回が復帰登板となったが、燃える理由はあった。チームは7日の試合で広島の大瀬良に史上90人目となるノーヒットノーランを許して0―4の完敗を喫した。22年4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)では史上16人目の完全試合を達成した佐々木が自らの投球でチームを鼓舞した。

 過去4年で8打数無安打7三振の打撃では初安打が期待されたが、2回の第1打席は強烈な当たりを放つも遊ゴロに倒れる。5回1死二、三塁、6回2死満塁の好機はいずれも空振り三振に倒れた。初安打はお預けとなったが、5回の打席の直後には荻野の三ゴロを広島・羽月が後逸する失策で2者が生還して逆転。6回にも1点の追加点をもらい、そのリードを守って、2番手の坂本へバトンを渡した。

 佐々木は今季ここまで8試合に先発し、4勝2敗、防御率2・18。前回先発した5月24日のソフトバンク戦では7回5安打1失点で4勝目を挙げたが、上半身の疲労の回復が遅れ、同28日に出場選手登録を抹消、この日出場選手登録された。

 ▼佐々木 久しぶりの登板となりましたけど、何とかリードを守って、最低限の仕事はできたかなと思います。

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