【一問一答】山本由伸、ロバーツ監督のハグは「強いな、と(笑い)」 ”良い感覚”でヤ軍封じる

2024年06月08日 12:23

野球

【一問一答】山本由伸、ロバーツ監督のハグは「強いな、と(笑い)」 ”良い感覚”でヤ軍封じる
<ヤンキース・ドジャース>3回、ジャッジを内野ゴロに打ち取る山本(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【インターリーグ ドジャース 2―1 ヤンキース ( 2024年6月7日    ニューヨーク )】 ドジャースの山本由伸投手(25)が7日(日本時間8日)、敵地でのヤンキース戦に先発。メジャー移籍後最多の106球を投じ、同最速の98.4マイル(約158.3キロ)をマークするなど7回2安打7奪三振無失点の好投で、8連勝中だったア・リーグ首位のヤ軍を封じた。味方の援護がなく7勝目はお預けとなったものの、試合は延長11回、ド軍が2―1で勝ち3連戦の初戦を制した。
 試合後の日本メディアとの一問一答は以下のとおり。

 ――体重の乗った良いボールと言っていたが、東海岸の気候、ヤンキース相手など好投に外的要因はあったか。

 「いや、毎週毎週練習している中で、ちょっとずつ良い感覚になったり、それをまた失ったりしながら練習していってるので、それで今週はちょっとずつ良い感覚が出てきたので、その感覚で投げました」

 ――98マイルが5、6球出ていた。自分でも一番良い真っすぐという感覚だったか。

 「そうですね。しっかり全身で、腕だけでとかじゃなく、しっかり全身で全力を出してストライクゾーンに投げていけたので、ちょっと前の試合から”もうちょっとこうしたい”というのがあったので、それがちょっとずつイメージと近づいてきて、今日は凄く良い形で投げられました」

 ――ブルペンの時から?

 「そうですね。ブルペンの時から強いボールが投げられてましたし、先週の試合の中でも何球か”あ、こういう感覚かな”というのは出てたので、今週の練習で試しながら来てたので、それが今日は試合で出たかなと思います」

 ――高めの使い方が課題だったが、スタントンを高めで三振に取った。手応えは。

 「そうですね。高めの狙うコースと高さだったりは割とイメージできてきているというか、少しずつ上達してきているんじゃないかと思います」

 ――コントロールも良かった。自身の感覚では大リーグに来てベストだったか。

 「そうですね、ホントに良いフォームで投げられたので、しっかり投球に集中できましたし、良いフォームというのはコントロールにもつながりますし、凄くよかったかなと思います」

 ――好調なヤンキー打線を抑えて今後の自信になるか。

 「打線が良いのは試合前から分かってましたし、落ち着いて投げることに集中して、今日は良いパフォーマンスが出せたので、これからこういう良いピッチングができた時の良いところをしっかりキープして、良い調子で投げていけたらと思います」

 ――ジャッジとの3打席を振り返って。

 「最後の打席とかは甘く入らないように意識し過ぎて四球になってしまいましたけど、うん、まあまあまあ、ヒットも打たれましたし、凄く良い打者だなと思いましたし」

 ――デカかった?

 「デカかったです(苦笑)」

 ――スライダーを多く投げていた?

 「そうですね。今日はスライダーで、とかではなく、それが当てはまる打者が多かっただけと思います」

 ――(7回の降板時に)ロバーツ監督と最後、ハグした。

 「強いな、と(笑い)」

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