ロッテ・佐々木朗希が復帰先発 2回に痛恨の悪送球から先制許す

2024年06月08日 14:47

野球

ロッテ・佐々木朗希が復帰先発 2回に痛恨の悪送球から先制許す
<広・ロ>先発の佐々木朗希(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【交流戦   ロッテ―広島 ( 2024年6月8日    マツダ )】 ロッテの佐々木朗希投手(22)が8日の広島戦(マツダ)に先発。2回に自らの悪送球も重なって先制を許した。
 初回先頭の秋山を一ゴロに仕留めると、続く羽月を142キロのフォークボールで空振り三振に斬る。野間に死球を与え、小園に中前打されて2死一、二塁のピンチを迎えたが、末包を二ゴロに打ち取った。

 しかし、2回。1死一、二塁から玉村の三塁方向へのバントに対し、佐々木朗が処理したが、一塁へ悪送球。ベースカバーに入った二塁手の小川が何とかジャンプして捕球し、一塁ベースを踏みアウトとしたが、小川が大きく態勢を崩す間に、二塁走者の矢野に本塁生還を許した。

 佐々木は今季ここまで8試合に先発し、4勝2敗、防御率2・18。前回先発した5月24日のソフトバンク戦では7回5安打1失点で4勝目を挙げたが、上半身の疲労の回復が遅れ、同28日に出場選手登録を抹消、この日出場選手登録された。

 今回が復帰登板となったが、燃える理由はあった。チームは7日の試合で広島の大瀬良に史上90人目となるノーヒットノーランを許して0―4の完敗を喫した。22年4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)では史上16人目の完全試合を達成した佐々木が自らの投球でチームを鼓舞したかったが、序盤に失点を許した。

 佐々木がマツダスタジアムで登板するのはプロ5年目で初めてだが、広島とは昨年の交流戦で1度対戦しており、7回を5安打2失点で勝利投手になっている。

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