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【阪神・岡田監督語録 ペン取材】「完封したかったんやろな」 交流戦最下位脱出「知らんわ」

2024年06月08日 17:45

野球

【阪神・岡田監督語録 ペン取材】「完封したかったんやろな」 交流戦最下位脱出「知らんわ」
<神・西>完投勝利したビーズリー(手前)を迎える岡田監督(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【交流戦   阪神4-1西武 ( 2024年6月8日    甲子園 )】 阪神は5カードぶりに連勝し、西武を抜き、交流戦最下位から脱出した。試合後の岡田監督と報道陣のやりとりは以下の通り。
 <ペン取材>

 ―ビーズリーと話をしたのは8回の攻撃のところか。
 「(打席が)回ってくるしな。どうするって聞いたら、完封したかったんやろうな(笑い)。悔しがっとったもんな。(9回)1点の時は、そんなんしゃあないわ。(完封のために)あんなんバックホーム態勢をできるか思っとったわ」

 ―それまでは安心して見ていられた。
 「バッターの振り見ると、あのスライダーというか、カットも含めて全然タイミングが合ってないからなあ。だからまあ、別に球数次第やけどな、ある程度の球数がいくまでは、代える必要がないわな。相手が打ちづらそうにしてるんやからなあ」

 ―右バッターにはほとんどヒットを打たれない。
 「そうやなあ。うまいこと、あれがストライクに見えるんやろうなあ、外のボールなあ」

 ―昨年先発転向させて板に付いてきた。
 「そう。だから、なんて言うかなあ、タイプ的にどっちがええとかそんなん俺らも分からへんけど、ハマったというかな。本人もこういう感覚で、中6とかでずっとローテーション守る自分のペースでいければ、これからもずっとな、そういう感じでいってくれそうな感じはするよな」

 ―打線が打ったのはほとんど直球を打った。監督のメッセージが浸透している。
 「まあ、ちょっとは良くなってきていると思うけどな。やっぱりなあ、中野の一塁線なんて久しぶりに見たよ。初めてかも分からんし。右バッターは三塁線にファウルを打てるようになってきたし。そういうことやろな。木浪にしても一、二塁間に強い打球いくしな」

 ―森下も初球から積極的に。
 「昨日は中村(西武・一塁)にうまく捕られたけどな。あの打席(6回の一ゴロ)が昨日で一番価値ある打席と思うし。今日もスライダーを三遊間(※初回の遊ゴロ)に打ったら、次はセンターに打つっていうかな。そういうので相手のバッテリーが、どこに投げても打たれるみたいな感覚を持てばいい。ここに投げたら大丈夫、ここ以外は大丈夫というのはなしに、ああいうバッティングをしておけば、また相手も迷ってくると思うからな」

 ―2戦連続で先発に白星。リズムになっていく。
 「それは4点、5点と点が入っているからやで。今までみたいに1点、2点じゃそら、チャンスになったら代打をいかなあかんし。後ろのピッチャーにしてもな、毎試合1点、2点の展開になると、そらきついと思うしな、精神的にもな。そのへんが全然違う」

 ―打線が良くなったのは日々の積み重ね、意識付けの積み重ね。
 「まあそうやろなぁ」

 ―交流戦の順位が一番下から脱出。
 「知らんわ」

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