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阪神・近本、お待たせ4番初打点 6回に4試合18打席ぶり安打「チームにとっては大きかったと思う」

2024年06月08日 05:15

野球

阪神・近本、お待たせ4番初打点 6回に4試合18打席ぶり安打「チームにとっては大きかったと思う」
<神・西>6回、近本は2点三塁打を放つ(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【交流戦   阪神5-1西武 ( 2024年6月7日    甲子園 )】 鋭いライナーが右翼線を襲った。阪神は6回、森下の一ゴロで3―1とリードを広げた2死二、三塁で近本がリーグトップタイの4本目となる三塁打。田村の真っすぐを引っ張って2点を追加した。
 「森下が1点を取ってくれていたので、少し楽に打席には入れました。この試合でのチームにとっては大きかったと思います」

 7得点した5月19日のヤクルト戦以来、15試合ぶりとなる5得点目をもたらした。近本自身、2日のロッテ戦以来、4試合18打席ぶりの安打。同1日のロッテ戦で4番に入ってから初の打点だった。

 「4番になって得点圏での打席が多く回ってきて、1、2、3番打者がよく出塁してくれたのに僕が打てなかったから負けたなって責任を感じていました」

 6試合連続で4番に座ったが、その間5度の得点圏で1四球のみ。交流戦で貯金がどんどん減っていくことに責任を感じていた。「今の打順でチャンスで回ってくるのとは少し感じ方が違うのだと思いました。自分の調子が良くないときはいいメンタルで入れない。そういう打順なんだなと。いい経験をさせてもらっています」。

 負ければ勝率が5割を切る非常事態を救った4番打者の適時打。「1本でガラッと変わるとは思えないですが、きっかけになればいいと思います」。チームも、近本も、ここから上がっていく。

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