金子恵美氏 自民裏金事件に「政治資金規正法に連座制を入れるなど厳格化する、そういう根本的な改革を」

2024年01月17日 09:34

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金子恵美氏 自民裏金事件に「政治資金規正法に連座制を入れるなど厳格化する、そういう根本的な改革を」
金子恵美氏 Photo By 提供写真
 元衆院議員の金子恵美氏(45)が17日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。自民党が16日に派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて設置した政治刷新本部の全体会合を開き、党改革に向けた全党議論を実施したことに言及した。
 派閥の政治資金が問われている事態を踏まえ、無派閥議員を中心に派閥を解消すべきだとの意見が相次いだ。一方、役割を肯定的に捉える主張も上がり、賛否は割れた。政治資金の透明化や厳罰化を求める意見も出た。

 党によると、党所属議員約380人のうち150人前後が出席。50人以上が発言し、会合は3時間にわたった。本部長を務める岸田文雄首相は冒頭「国民の信頼を回復するため、日本の民主主義を守るために自民党は変わらなければならない」と述べた。

 国会議員時代は二階派に所属していた金子氏は「派閥政治に厳しい目が向けられているという危機感はこの会議に出席していた議員も言っていた。この刷新本部の役員の顔ぶれにいろいろ批判がありますけれども、私も正直、先週あたりからこの不記載で収支報告を修正するってことで決着するというようなことを聞いていたので、当然批判が出るであろうと思っていたのに、この顔ぶれだったのでどうなのかなと思いました」と言い、「派閥に関しては、派閥がすべて悪ではない。もちろん悪い部分はあるんですけど、それでは解決しないと。やっぱり今回は政治資金規正法というルールを守らなかった人がいたということが何よりも大きな問題。そこをちゃんと政治資金規正法に連座制を入れるなど厳格化する、そういう根本的な改革をここでしないと、国民の皆さんの信頼は勝ち得ないと思います」と自身の考えを述べた。

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