松本人志出演の「水曜日のダウンタウン」収録日テロップなし、提供クレジットなし通常放送 次回予告も

2024年01月17日 23:30

芸能

松本人志出演の「水曜日のダウンタウン」収録日テロップなし、提供クレジットなし通常放送 次回予告も
ダウンタウンの松本人志 Photo By スポニチ
 女性への性加害疑惑を報じた「週刊文春」との裁判に注力するため活動を休止するダウンタウン・松本人志(60)が出演するTBS「水曜日のダウンタウン」(水曜後10・00)が17日に放送された。
 この日の企画は「芸人が今までで一番スゴいと持ったコメント調査第3弾」。2本立てで「チャンス大城が昔一緒に山に埋められた友人の和田がまた山に埋められていても意外とすんなり受け入れちゃう説」を検証した。

 番組冒頭で収録日のテロップは表示されず、通常の放送がスタート。最初のCMではACジャパンが1本あったものの、大きな変化なく各社のCM映像が流れた。番組内で松本は、出演者のケンドーコバヤシにツッコミを入れたり、秀逸コメントに笑顔を見せるなどしていた。最終的に番組終了までテロップ表示はなし。提供クレジットも先週に続きなかった。そして、ナレーターの服部潤氏による「次週~」の声とともに「テレビのロケが一度も来たことのない店、東京23区にも探せばそこそこある説」の次回予告が流れた。

 松本の一時活動休止発表以降も、テレビ各局は松本出演の収録済み番組は通常通り放送。番組によっては収録日のテロップを表示するなどの対応を取っている。また、12日に放送されたフジテレビ「人志松本の酒のツマミになる話」では、スポンサー全社が社名表示を取りやめ。提供欄の表示そのものがなく、CMは放送された。

 松本を巡っては、昨年12月27日発売の「週刊文春」で松本が2015年に都内のホテルで開かれた飲み会で複数の女性に性行為を強要したと報じ、同日に吉本興業が事実無根であると報道を否定。法的措置を検討するなどとしていた。

 一方で松本は報道を受け、「裁判に注力する」として活動休止を吉本興業に打診。「週刊文春」に対する名誉毀損(きそん)訴訟は個人で提起する方針で、活動休止発表後には自身の公式Xで「事実無根なので闘いまーす」などと投稿した。レギュラー7本を抱える松本の突然の発表に、テレビ局各局は対応に追われている。

 また、週刊文春は10日発売号に松本に関する続報記事を掲載。今回は15~19年に福岡や大阪で同様のことがあったとして取り上げている。一連の報道で名前が挙がっていたお笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬は、9日の活動継続発表から一転、所属事務所「ホリプロコム」が13日に「小沢本人より、一連の報道において現在も関係者及びファンの皆様に混乱やご迷惑をお掛けしていることに強く責任を感じ、芸能活動を自粛したい旨の申し出がありました。弊社としてはその申し出を受け、当面の間、小沢一敬の芸能活動を自粛することと致しました」と本人の申し出により活動休止することを発表した。

 週刊文春編集部は「一連の報道には十分に自信を持っており、現在も小誌には情報提供が多数寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば、慎重に取材を尽くした上で報じてまいります」とコメントを発表している。

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