清原博弁護士 松本人志報道巡る“吉本文書”に見解「スタンス変わったんじゃ…」 驚いた点も言及

2024年01月25日 16:15

芸能

 国際弁護士の清原博氏が25日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして電話出演し、「ダウンタウン」松本人志(60)を巡る週刊文春による性加害疑惑報道を受け、所属する吉本興業が24日発表した文書について、自身の見解を示した。
 「週刊誌報道等に対する当社の対応方針について」と記された文書では、当事者を含む関係者に聞き取り調査し、事実確認を進めていると発表。23日に外部弁護士を交えて開いたガバナンス委員会で、これまでの経緯などが報告された。出席者からは「何らかの形で会社としての説明責任を果たす必要がある」「当初の“当該事実は一切なく”との会社コメントが世間の誤解を招いた」などの厳しい指摘が出たと明かした。今後は引き続きタレントや社員向けにハラスメントへの意識を高める研修を実施するとした。

 吉本側は先月27日に疑惑について最初の報道が出た時点で、「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです」との立場を表明していた。

 MCのフリーアナウンサー石井亮次から「この文書は清原さん、どういう読み解きをすればいいとお考えですか?」と問われた清原氏は、「私の考えでは、先月の吉本興業さんのコメントの時には、吉本興業さんと松本さんは一心同体、同じなんだと、共同体なんだという意識だったと思うんですけど…昨日、一昨日出たコメントを見ますと、どうも吉本興業さんは松本さんをいわば切り離して、少し距離を置いたんではないのかなと思いますね」と見解を語った。

 松本は今月22日、疑惑を報じた週刊文春の発行元、株式会社文芸春秋と同誌の編集長に対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を東京地裁に起こした。原告は松本個人で、吉本興業の名は含まれなかった。

 これについて清原氏は、「私自身の考えですけれども、吉本興業は松本さんの裁判に原告として入っていないんですね。これはとても私は驚きました」と、率直な驚きを口にした。「松本さんが活動を休止したことについて、松本さんにも損害はあるけれど、吉本興業にも損害があるんですよね。そうであるならば、やはり文春に対しては吉本興業も訴えを起こす、松本さんと一体になって起こすのではないかと思った」と理由を説明。「吉本興業は松本さんと運命共同体じゃないんだよということで、松本さんと距離を置いて、むしろ松本さんと被害を訴えている女性との間で、どうも中立的な立場で、公平に調査していこうじゃないか?というスタンスに変わったんだろうなと思います」と分析した。

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