中村勘九郎 篠山紀信さんを悼む 最後の撮影は先月「プライベートでもとても気さく、カッコいい人」

2024年01月25日 17:28

芸能

中村勘九郎 篠山紀信さんを悼む 最後の撮影は先月「プライベートでもとても気さく、カッコいい人」
中村勘九郎 Photo By スポニチ
 歌舞伎俳優の中村勘九郎(42)が25日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。4日に死去した写真家の篠山紀信(しのやま・きしん、本名=みちのぶ)さん(享年83)を追悼した。
 勘九郎は父の十八世中村勘三郎さんの十三回忌追善興行として、2月の歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」、3月の名古屋平成中村座・同朋高校公演を経て全国の芝居小屋などを巡業する。

 歌舞伎座での演目を紹介した写真が披露されると、司会の黒柳徹子は「今の写真ね、篠山紀信さんだった」と紹介。

 最後に披露された勘九郎の写真は紀信さん撮影の最後のカットだったとし、勘九郎は「これ全部撮り終わって、OKって言ったのに先生がカメラをまだのぞいてるんですね。で、役の気持ちで撮られてるじゃないですか。終わってふっと、“先生まだ撮ってるの?”って言いかけたところでカシャって撮って」と振り返った。

 「なんだろう、役から素に戻ってふっとした1枚。これが私撮っていただいた最後のカットです。12月21日に撮っていただいて。先生が亡くなったのが1月4日」と回顧した。

 「本当にうちの父も仲良くさせていただいて。歌舞伎もいろんな写真をたくさん撮ってくださって。プライベートでもとても気さくなというか、カッコいい人だったんでね」としみじみと話すと、黒柳徹子も「私も何回も撮っていただいたんだけど、とっても残念だなあと」と悼んだ。

 勘九郎は「でもこうやって先生の力ももらって。追善頑張りたいと思います」と前を向いた。

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