「ミヤネ屋」勝訴 「番組の発言で名誉傷つけられた」旧統一教会の訴え退けられる

2024年01月25日 19:04

芸能

「ミヤネ屋」勝訴 「番組の発言で名誉傷つけられた」旧統一教会の訴え退けられる
宮根誠司アナ Photo By スポニチ
 読売テレビ「ミヤネ屋」に出演していた本村健太郎弁護士の発言で名誉を傷つけられたとして、旧統一教会が読売テレビと本村弁護士に損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は訴えを棄却する判決を言い渡した。
 22年9月の番組で、本村弁護士は過去の判例をもとに「布教活動自体が違法であるということが、はっきりと裁判所で認定されています」などと発言。これに対し、教会は「発言は事実に反し、社会的評価を著しく低下させた」として、2200万円の損害賠償と謝罪放送を求める訴えを東京地裁に起こしていた。

 地裁は本村弁護士の発言について「論評としての域を逸脱するものではなく、違法性はない」として、教会の訴えを退けた。本村弁護士は「これからもひるむことなく、事実に基づく発言を続けてまいります」とコメント。また、読売テレビも判決を受けて「当社としましては裁判の結果にかかわらず引き続き公平公正な番組制作を行ってまいります」とコメントした。

 番組の司会を担当するフリーアナウンサーの宮根誠司は「本質的には被害を訴えていらっしゃる方、今も苦しんでいらっしゃる方がいるならば、その方々に取材をし、真実を追求し、そのたびに旧統一教会側にもコメントを求めていきたい」と今後も変わらない報道姿勢を示していた。
  

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