松本人志「ダウンタウンDX」ラスト出演回は姿なし 浜田雅功が一人司会も言及せず VTRで“登場”も

2024年01月25日 22:00

芸能

松本人志「ダウンタウンDX」ラスト出演回は姿なし 浜田雅功が一人司会も言及せず VTRで“登場”も
ダウンタウンの松本人志(左)と浜田雅功 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「ダウンタウン」がMCを務める読売テレビの人気バラエティー番組「ダウンタウンDX」(木曜後10・00)が25日、放送された。「週刊文春」により性的行為などを強要した疑惑が報じられ、裁判に注力するため活動を休止する松本人志(60)が最後の出演となった。
 冒頭いきなり浜田雅功(60)が一人で司会位置に立ち、「今夜はダウンタウンDX未公開シーン大放出スペシャルでございます!」と誰もいないスタジオで宣言。「まずはですね、世の中のいっぷんをぶちまける名物コーナー、デトックス祭りから皆さんに見ていただこうということで。オンエアでは泣く泣くカットしたシーンもたくさんございますから。たくさんあるかはわかりませんが…なんとかひねりだして!未公開シーンにしております」と苦笑。

 さらに後半について、「昨年DXに初登場したゲストたちの厳選シーンをお届けします!さあ、まずは完全未公開の蔵出しデトックス祭り!どうぞ!」と声を張り上げた。

 未公開シーンがオンエアされ、エンディングでは来週2月1日の放送内容を予告。最後まで松本についての言及や説明はなかった。

 前日24日にはTBS「水曜日のダウンタウン」(水曜後10・00)で“松本ラスト回”が放送された。

 松本は22日に週刊文春の発行元・文芸春秋などを相手取り、名誉毀損(きそん)に基づく損害賠償などを求めて東京地裁に提訴。松本個人による提訴となり、請求額は約5億5000万円。松本の代理人は「記事に掲載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ“性加害”に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」とコメントを発表した。

 この発表を受け、週刊文春編集部も同日にコメントを発表。「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって萎縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」と全面的に争う姿勢を見せた。

 現状で松本のレギュラー7本は、春以降も全て存続する見通し。ダウンタウンとしては読売テレビ「ダウンタウンDX」(木曜後10・00)、日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日曜後11・25)と“水ダウ”の3番組に出演しているが、すでに浜田雅功(60)1人での収録が始まっている。「ダウンタウンDX」も2月1日の放送分以降は、松本の相方の浜田が1人でMCを務める。“ガキ使”も28日以降の番組は松本抜きでの収録がすでに行われている。

 上記以外に松本のレギュラー4本で、フジテレビ系「まつもtoなかい」(日曜後9・00)は28日の放送から松本不在で中居正広が単独MCを務めることを発表。朝日放送系の「探偵!ナイトスクープ」(金曜後11・17)は松本が務める局長の代理を置き、番組継続の方針。TBS系クレイジージャーニー(月曜後10・00)は22日放送後の次回29日予告映像にはこれまでと変わらず松本の姿が。同番組も収録分は放送、番組継続の方針を示している。フジテレビ「人志松本の酒のツマミになる話」(金曜後9・58)もすでに松本抜きの収録も始まっている。

 また、2月3日に放送されるフジの人気特番「IPPON グランプリ」については、松本の代役としてバカリズム(48)が「チェアマン」を務めることが発表されている。フジの「人志松本の酒のツマミになる話」と「まつもtoなかい」の今後については、番組名の変更が局内で検討されているという情報もある。

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