山本陽子さん死去 芸能界から惜しむ声…高橋英樹、辰巳琢朗、藤田朋子ら悲痛「憧れの大先輩」
2024年02月22日 11:40
芸能
今月2日に放送された「徹子の部屋」で共演したばかりの高橋英樹は、「突然のニュースに大変!驚きました!つい先日徹子の部屋でご一緒したばかりでした」と衝撃を受けた様子。「日活映画時代の話で盛り上がり熱海にお住まいなので 私もよく熱海に行きますので今度一緒に食事をしましょう!とラインも交換しました」と直近の出来事を明かし「あまりにも突然なことで息もつまりました。ご冥福をお祈りいたします」と追悼した。
俳優の黒沢年雄も「山本陽子ちゃんとは、何度か共演した…。見ためはお淑やかな女性だが…全然?…さっぱりした、ハッキリした男性的な性格だった」と思い出を回顧。
音楽プロデューサーの松尾潔氏は「山本陽子さん。ちょっとしたご縁があって、よくお目にかかりました。うちの子たちに優しくお声をかけてくださったことも佳き想い出です。車好きで明朗でうつくしい方でした。合掌」と故人を偲んだ。
山本さんは1963年に「光る海」の女子学生役でデビュー。65年から66年にかけて放送されたTBS「ナショナル劇場 七人の孫」では和服姿の楚々とした女性を演じ、これを見そめた山本海苔店の社長が同社CMへの出演をオファー。67年から22年まで実に55年にわたって続き、42年を過ぎた2010年に「専属タレント契約の世界最長記録」としてギネスに認定され、以降も更新を続けていた。71年には森光子さん主演「放浪記」の「悠起」役で初舞台を踏み、80年の「花埋み」で初主演。94年の「おはん」の演技で第19回菊田一夫演劇賞を受賞。06年には「いろどり橋」で名古屋演劇ペンクラブ賞を贈られた。08年、09年には「放浪記」の舞台で「日夏京子」役で上演回数2000回の記念舞台に出演し、花を添えた。今年2月2日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」が生前最後の出演番組となった。