松本人志への文春反論記事 嵩原安三郎弁護士「裏付け証拠これだけなら問題。第何弾あるのでは?」

2024年02月22日 17:59

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松本人志への文春反論記事 嵩原安三郎弁護士「裏付け証拠これだけなら問題。第何弾あるのでは?」
松本人志 Photo By スポニチ
 弁護士の嵩原安三郎氏が22日、読売テレビ「ミヤネ屋」に出演し、ダウンタウン松本人志が週刊文春の性加害報道に関して訴えた件で自身の考えを示した。
 松本側は文春報道に「客観的証拠がない」などと主張して名誉毀損による損害賠償を請求しているが、同誌は本日発売の誌面で「客観的証拠は吟味した」と反論。その一部として、一連の報道のきっかけとなった松本から性加害を受けたと主張するA子さんの証言内容の調査などを報告した。

 文春が主張したのは「A子さんは松本さんの私的に使用する携帯電話の番号を知っていた」「現場となったホテルの部屋を事前情報なしで間取りを描いてもらうとともに実況見分をした」「スピードワゴン小沢や放送作家ら飲み会に参加したメンバーと松本との関係性も調査し、証言の信ぴょう性を確認した」などの内容。これについて嵩原弁護士は「正直、裏付け証拠がこれだけのわけがないと思っています。もしこれだけなら問題です」と私見を述べた。

 「裁判はけっこう細かく分析するんです」と前置きした嵩原弁護士は、文春が報道した反論について具体的に解説。「例えば部屋の間取りについて。これでわかるのはこの部屋の間取りをA子さんは知っているということだけです。携帯についても、松本さんと直接会った、もしくは松本さんの携帯を知っている人をA子さんは知っているということが分かったということ」と指摘した。

 ただ、これらの積み重ねによって「A子さんが松本さんとホテルでのパーティーで一緒にいたということは認定される可能性はあります。問題はその後。性行為があったのか強制があったのか。これらの反論はその入り口にすぎない」と語った。そのうえで「まさかこれだけでA子さんが正しいと言ってるわけはない。この後、出てこないとおかしい。文春にも“これで性行為や強制があったことを認定した”というものが何かあると思います。第何弾とかもあるのではないのでしょうか?」と推察した。

 争点になる可能性がある「客観的証拠」について、嵩原弁護士は「映像、写真、音声など人の主観が入り込まず変化することがないもの。人の記憶は曖昧で変化する可能性があるので、供述や証言は客観的証拠にはならない」と定義。ただ、かなりの年月が経っており、また密室の出来事のため客観的証拠を提出できる可能性が低い場合も考えられる。その点について「何より一番大きいのは女性の証言です。松本さんの代理人からあれこれ言われるわけですが、それを乗り切れるかどうか。そこが裁判で一番大きいと思います」と話していた。

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