藤本四段、王座戦予選で服部六段に勝利で今年度勝率.865に上昇 56年ぶり大記録ペース維持

2024年02月22日 20:04

芸能

藤本四段、王座戦予選で服部六段に勝利で今年度勝率.865に上昇 56年ぶり大記録ペース維持
藤本渚四段 Photo By スポニチ
 将棋の最年少棋士・藤本渚四段(18)が22日、大阪・関西将棋会館での第72期王座戦1次予選で服部慎一郎六段(24)と対局し、123手で勝利した。藤本は今年度成績を45勝7敗、勝率・865とした(未放映対局は除く)。中原誠16世名人(76)が五段だった67年度に樹立した47勝8敗の歴代最高・855を1分、上回るハイペースで年度末まで残り1カ月余りとした。
 この数字は全8冠独占を達成した、藤井聡太王将(21)の42勝7敗、・857も上回る(未放映対局は除く)、全棋士1位。

 振り駒の結果先手になり、戦型は相掛かりへ進んだ。服部王に端王を強い、少ない手駒で頭上から圧力をかけて投了へ追い込んだ。昨年度、最多対局賞と新人賞を獲得したホープとの初対局で実力を発揮した。

 勝った藤本は1次予選を突破し、2次予選初戦で阿部隆九段(56)と対局する。中原以来56年ぶりの大記録達成なるか、さらに注目を集めそうだ。

おすすめテーマ

2024年02月22日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム