山本陽子さん死去 知らぬ間に応募書類出されて芸能界入り 規定は19歳も21歳で合格

2024年02月22日 12:16

芸能

山本陽子さん死去 知らぬ間に応募書類出されて芸能界入り 規定は19歳も21歳で合格
女優の山本陽子さん Photo By スポニチ
 「放浪記」「おはん」などの舞台をはじめ、映画やドラマで清楚(そ)な役から悪女まで幅広く演じて存在感を示した女優の山本陽子(やまもと・ようこ)さんが死去した。81歳。東京都出身。幾つか浮名も流したが、生涯独身を通した。2012年から第二の人生を楽しむため、静岡県熱海の別荘で余生を送っていた。
 和服の似合う美人女優として知られ、山本海苔店のイメージモデルを半世紀以上も続けてお茶の間にも親しまれた山本さん。有名な車好きでもあり、23年2月4、11日には前後編で放送されたBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!」に出演。芸能界デビューの意外なきっかけを明かしていた。

 山本さんは高校卒業後に、証券会社に就職。当時は女優への憧れは全くなかったという。「嫁に行きたいという願望の方が強くて。証券会社に入れば何かすてきな出会いがあるかもしれないと思って入った」とぶっちゃけた。

 1963年に第7期日活ニューフェイスとして芸能界入りしたのは、21歳と遅めだった。「当時19歳までだったんですね、規定が。私、21歳だったから落ちたと思ったんですけど、最終的に残ってしまったんですけど」。規定外の年齢ながら、合格したことを明かした。

 日活への応募書類は、山本さんが知らない間に会社のアルバイトの人が出したという。書類審査の合格通知が届いて初めて、応募されていたことを知ったといい、「会社に持って行って、“こういうのが来たけど、どういうことなのかしら?”って言ったら、当時のアルバイトさんが、“私がこうこうこうで出しました”って」と打ち明けた。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年02月22日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム