山本陽子さん死去 2日放送「徹子の部屋」で元気な姿 女優業にも意欲「健康である限り…」

2024年02月22日 12:39

芸能

山本陽子さん死去 2日放送「徹子の部屋」で元気な姿 女優業にも意欲「健康である限り…」
女優の山本陽子さん Photo By スポニチ
 「放浪記」「おはん」などの舞台をはじめ、映画やドラマで清楚(そ)な役から悪女まで幅広く演じて存在感を示した女優の山本陽子(やまもと・ようこ)さんが死去した。81歳。東京都出身。幾つか浮名も流したが、生涯独身を通した。2012年から第二の人生を楽しむため、静岡県熱海の別荘で余生を送っていた。
 山本さんは今月2日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に俳優の高橋英樹とともにゲスト出演していた。

 番組では、ともに70歳を機に思い切った片付けを行ったとしてトークを展開。高橋が合計33トンの物を捨てる断捨離を行ったと話す一方で、山本さんは不用品をかなり処分したが「片づけきれない」と吐露。「英樹さん33トンも捨てたって…どうやったら捨てられるの?」と投げかける場面も。高橋から「見たら捨てられないですよ。この部屋全部持ってってと言う。なくなってみたら何があったか忘れてる」とアドバイスを送られていた。

 MCの黒柳徹子から80代についての思いを聞かれた山本さんは「とにかく健康でいられたら」とつつ「健康である限り、いろいろな役に挑戦したい」と女優業にも意欲を見せていた。

 山本さんは1963年に「光る海」の女子学生役でデビューした。同期に西尾三枝子、谷隼人らがいた。65年から66年にかけて放送されたTBS「ナショナル劇場 七人の孫」では和服姿の楚々とした女性を演じ、これを見そめた山本海苔店の社長が同社CMへの出演をオファー。67年から22年まで実に55年にわたって続き、42年を過ぎた2010年に「専属タレント契約の世界最長記録」としてギネスに認定され、以降も更新を続けていた。

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