テレ東 芦原妃名子さん急死に言及「原作者の意向を最大限尊重するというのは基本スタンス」

2024年02月29日 15:45

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テレ東 芦原妃名子さん急死に言及「原作者の意向を最大限尊重するというのは基本スタンス」
テレビ東京外観 Photo By スポニチ
 テレビ東京は29日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死した問題を受け、原作があるドラマへの向き合い方について言及した。
 芦原妃名子さんの訃報は1月29日に伝えられた。芦原さんは1月26日に更新した自身のXで、脚本をめぐり局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたと主張していた。

 石川一郎社長は、芦原さんの訃報に「非常に痛ましいこと。心から哀悼の意を表したい」とコメント。

 漫画や小説を原作とする映像制作について、長田隆常務取締役は「基本原作をお預かりするので、原作者の意向を最大限尊重するというのは基本スタンスであることに変わらない。ただ、映像表現でその作品の魅力をより増していきたいとの考えの下で、原作者サイドの皆さんに、新たなご提案、ご相談をさせていただくことは当然ままある。そういうやり取りをする中で、いろいろ理解を得て、しっかりとした優良な作品づくりができればと考えている」と語り「今回の件を受け、弊社の中でもこれまで通り丁寧に、ご相談する場合は我々の考えをお伝えし、先方の考えをしっかりと受け止めて理解を求める、あるいは、お互いの考え方を理解し合えるよう話し合いを続けている状況」とした。

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