藤井聡太名人が“将棋界で一番長い日”第82期順位戦A級最終5局の大盤解説会に登場

2024年02月29日 17:04

芸能

藤井聡太名人が“将棋界で一番長い日”第82期順位戦A級最終5局の大盤解説会に登場
A級順位戦で大盤解説を担当した藤井聡太名人(撮影・我満 晴朗) Photo By スポニチ
 将棋の藤井聡太名人(21)=王将含む8冠=が29日、静岡市内で行われた第82期順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)A級最終5局の大盤解説会に登場した。
 「将棋界で一番長い日」と呼ばれる最終一斉対局の大盤解説は「棋士1年目に名古屋で経験して以来」という。対局が行われる現地での解説は今回が初。もっともイベントでの自戦分析を含め、ネットやテレビでの解説も経験済みとあり、A級棋士が火花散らす激闘を軽やかに解析した。

 4月10日開幕の7番勝負で挑戦者となる可能性が高い豊島将之九段(33)―菅井竜也八段(31)戦では、菅井の先手中飛車を「本命の作戦だと思います。この指し方は前期の順位戦で自分に指され、しかも負けてしまいました」と自虐気味に説明。また練習将棋仲間でもある永瀬拓矢九段(31)の指し回しを「隙のない駒組みですね」と指摘するなど、ソフトな語り口で観衆を酔わせていた。

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