歌手の仲宗根美樹さん 肺がんのため死去 79歳 「川は流れる」で紅白出場 沖縄シンガーの元祖

2024年02月29日 11:21

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歌手の仲宗根美樹さん 肺がんのため死去 79歳 「川は流れる」で紅白出場 沖縄シンガーの元祖
仲宗根美樹さん Photo By 提供写真
 沖縄シンガーの元祖として活躍した歌手の仲宗根美樹(本名・國場勝子=くにば・かつこ)さんが24日、肺がんのため都内の病院で死去した。79歳だった。29日、日本歌手協会が発表した。27日に通夜、28日に告別式を家族葬として執り行った。お別れの会については検討中だという。
 仲宗根さんは1944年6月23日、東京都生まれ。61年に日本テレビ「東京物語」に出演し、同番組の挿入歌「愛に生きる」で歌手デビュー。

 2枚目のシングル「川は流れる」が100万枚を超える大ヒットとなり、「第3回日本レコード大賞」新人激励賞を受賞。同曲で翌年の「第13回NHK紅白歌合戦」に初出場した。

 両親が沖縄出身で「島育ち」をはじめ、「奄美恋しや」「永良部百合の花」「安里屋ユンタ」などの島唄、沖縄ソングをヒットさせ、沖縄シンガーの元祖としての地位を確立させた。

 71年に結婚のために芸能界を引退。実業家としても活躍し、自らが経営する東京・銀座のクラブのママとしても有名だった。

 22年ごろから肺気腫を罹患し、在宅で療養。今月20日に肺疾患発作で病院に緊急搬送され、24日に亡くなった。

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