「君たちはどう生きるか」鈴木敏夫P感激「オスカー像3個注文」 電話先の宮崎駿監督は「心の底から…」

2024年03月11日 10:03

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「君たちはどう生きるか」鈴木敏夫P感激「オスカー像3個注文」 電話先の宮崎駿監督は「心の底から…」
<アカデミー賞>長編アニメーション映画部門賞を受賞し笑顔を見せる鈴木敏夫プロデューサー(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 米映画最大の祭典、第96回アカデミー賞の受賞式が10日(日本時間11日)、ハリウッドのドルビーシアターで行われた。トップを切って発表された長編アニメーション映画部門賞に、宮崎駿監督(83)の10年ぶりの監督作品「君たちはどう生きるか」が輝いた。
 宮崎駿監督作品としては02年「千と千尋の神隠し」以来21年ぶり2度目のオスカーとなった。

 受賞直後に会見を行ったスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(75)は「ただただ感謝するばかり。心の底からうれしかった!それ以上の言い様はありません。どうもありがとうございました!」と受賞の喜びを語った。さらにオスカー像について「あれはお金を出せば何個も作れるので、宮崎と僕と観覧用に3個注文しました」とニッコリ。

 自身のアトリエで受賞瞬間を見ていたという宮崎監督と電話で話したといい、「“日本男児だからうれしい顔を見せてはいけない”という言っていたが、心の底から喜んでいたように感じた」と40年以上ともに歩んできた盟友の様子を明かした。

 次回作については、「アカデミー賞をきっかけに上映館が増え、公開が続いていきます。全部終わるまでは難しいと思います。次にまた描きたいとなったら描くんじゃないかなと思います」とした。

 同作に携わったスタッフはこの日、社内にあるスタジオでその時を待った。午前8時38分に発表されると、「おー!」「やった!」という歓声と拍手が起こり、喜びに涙を流すスタッフの姿もあった。

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